DVDの1×8いこうよ!(4)YOYO’Sの演歌の花道の巻
『1×8いこうよ!』シリーズ第四弾は当時苦境に立たされていた水産業者に対する応援歌を作ろうと企画され、大漁豊漁ぼやき船という曲が完成してその曲だけで歌合戦を行うまでが描かれています。
自称演歌の大御所船泉 洋三(大泉 洋)と彼の一番新しい弟子木村(木村 洋二アナ)が繰り広げるかけあいに船泉曰く一番弟子として宇崎 竜童氏が加わります。
大漁豊漁ぼやき船の作曲依頼に訪れた船泉はその迫力に圧倒され、レコーディングでの真剣な姿。そしてプロモーションビデオでシークレットシーンにされている事から徐々に崩れ出す。
北海道の友人に心配されたという宇崎氏の姿は必見です。
その彼が歌合戦の時秘かに呼び寄せたシークレットゲストも圧巻。
彼等を加えた対談はYOYO'sもたじたじでした。
大漁豊漁ぼやき船が出来るまで作られた即興歌も必聴です。
ゴールデン☆ベスト
強烈な歌詞とジャニス・ジョップリンばりの魂を削る歌い方(酒を飲みながら歌う所も共通かw)ジャンル的には、フォークらしいが、その本質は、まさしくパンク魂が在る!!挫折や苦労を知らぬ人間には、チンプンカンプンな歌かも知れないが、共感出来る人々が沢山居るのは、間違い無い!!友川かずきを知る上で、値段的にも最初に買うには、最適な1枚であると思う。
コスメティック・ルネッサンス~ノエビアCM HITS!~
ああ・・すごい!
このCMのCD・・・私、かなり待ってました!
正直、レーベルもバラバラだし、しかも全員カバーだし、
そして、CMという企画上で歌っている曲ばかりだったので、
たぶん、CD化されることはないだろうと思っていたら、
あったんですねぇ~コレ・・・。
見つけた途端、すぐに買いました。
どの曲も、印象的な画像とともに流れた曲が多く、
個人的には「愛が止まらない/ 西城秀樹」の意外性や、
「カサブランカ・ダンディ/ 田村直美」のパワフルなボーカル、
そして「銃爪/ 坂本冬美」のチャレンジ精神など、
1曲ずつに、いろいろな力が感じられた。
しかし、聴きたい曲が全部入っていたわけではなく、
森進一の「スローなブギにしてくれ」が、私も聴きたかった。
じっくり歌う感じと、妙なロック精神が、とてもよかったのに。
次作もぜひ聴きたいCDである。
ブルースで死にな
人生という齢(よわい)を重ねたオトナのオトコだけが体現しうる、深い情念を湛えた渾身のブルースソング集。
竜童兄ィのディープ・ヴォイスが、奥様であり長年の音楽パートナーでもある阿木耀子氏の詩と相まって、極上のオトナの音楽を聴かせます。
個人的なハイライトは、DISC1のtr14「石榴(ざくろ)」〜tr15「竹田の子守唄」。
「石榴」の痛く哀しい歌詞(阿木氏作詞)を、兄ィがこれまた痛く哀しく歌いあげます。
「竹田」は名曲(というか、トラディショナル・ソング)のカヴァーですが、アレンジが秀逸。なんでこんなに哀しくなっちゃうの?っていうくらい、哀しいです。
この2曲で、ボクは死にました。歌を聴いているというよりも、哀しい哀しい映画を観ているような感覚を覚えます。
このアルバムを聴いていると、年を取るのも悪くない。年って、カッコよく取れるんだ。と、妙な安心感をも、覚えます。
カムイの剣 [DVD]
この映画を見て、忍者に対する印象が全く違うものになりました。
忍者の動きのスピード感、くの一お雪の美しい術、その他、とにかくカッコいいです。
竜童組の音楽の躍動感がこれ以上ないくらい映像と融合しています。
演出の面でも工夫が凝らされていて古さを感じさせません。
例えば最近の映画やアニメではもう当たり前のようになってますが、
何かのインパクトの瞬間によく超スローモーションになったりしますが、
このカムイの剣でも既にやってたりします。
全体的に五感に訴えかけてくる映像で、観客に魅せると言う事を、
常に意識して作られていると言う気がします。
また重厚なストーリーも楽しませてくれます。小説も一気に最後まで読めてしまいました。