コール オブ デューティ ブラックオプス (字幕版) 【CEROレーティング「Z」】
シングルをすべてベテランクリア、マルチを3週ほどプレイしましたのでレビューをさせて頂きます。
シングルモードは面白いのですが、非常に惜しい出来です。
シナリオそのものはシリーズの中でも屈指のクオリティで、複数人の主人公で描かれるそれぞれの物語が、終盤へ差し掛かると一つの物語へと収束していく爽快感は素晴らしい。
やや複雑で難解な印象を与えるものの、随所に伏線を散りばめプレイヤーを巧みに惹きこむ演出の数々はお見事。
ただ、カットインやフラッシュバックを多用したFPSゲームとしてはクセの強い演出が多く、それに伴いムービーシーンの挿入される頻度も高いため若干テンポが悪くなっているように感じました。
ゲームではなく映像作品として映画館で鑑賞すると最高だったかもしれない。
ベテランの難易度はMW2以上COD4未満くらいで、慎重に進まなければ難易度ノーマルでも即死する場面が多いため、やり応えは十分です。
オンラインモードに関しては、一長一短といったところでしょうか。
前作MW2で各方面で酷評を浴びたキルストリークとパークには大幅な修正が施され、装備の構成が一辺倒になるような事態には今のところは陥っていないように感じます(ヘリガンナーは強すぎますが…)。
COD4の「盗聴」のような全く使えないパークというものが殆ど無くなり、どれも使い方次第では大きな効力を発揮するものばかりで、プレイルールに合わせてパーク構成を切り替える面白さと戦略性が大幅に向上しています。
爆発物は弱体化され、前作では嫌というほど戦場に木霊していたグレランの発射音も随分と聞く機会が減りました。
ショットガンは必殺距離が短く装弾数も少なめに設定されているため、立ち回りにある程度慣れた中・上級者向けの武器という位置付けに落ち着いたようです。
前作で猛威を振るったスナイパーは発売当初は大幅に弱体化された状態でしたが、2010年12月初頭のパッチ修正によりある程度改善され、覗き込み時のブレが軽減されQSやDSも扱うことができるようになり絶妙なバランスになったと思います。
プレイヤーからの要望をフィードバックしたシステム周りの大幅な改善には企業努力が大いに見受けられますし、そこは高く評価したいのですが、残念ながら不満点は結構あります。
皆さんの仰る通りネットワーク環境が非常に不安定で、ロビーから弾かれることが多々あるだけでなく、ホストの引継ぎも満足に出来ません。
ラグの酷さも看過できないほどで、たとえ自分の回線状況が緑ピン4本であってもホスト有利が過ぎるように思います。
また従来と比較して敵味方共にリスポーン位置が目まぐるしく切り替わるため、敵陣地に攻め込むという感覚が大分薄れたように思いますし、攻め込んだとしても背後にリスポーンされて理不尽にキルされる場面が多いです。
時代背景を考慮した銃器の命中率の悪さも相俟って、期待していたほど突撃兵スタイルを楽しめませんでした。
グラフィックもやや劣化したかな〜という印象です。
テクスチャの表面処理がニスを塗ったようなテカテカ具合で、薄暗いマップ対策に明るめの画面設定にしていると眩しくて非常に見辛いです。
「オンラインは純粋に打ち合いを楽しめる」との評判を聞いていたので期待し過ぎた感はありますが、ゾンビモードや隠しミニゲームなどゲームモードも充実しており、1つのゲームとしては非常にやり込み甲斐のあるゲームです。
コール オブ デューティ4 モダン・ウォーフェア
FPSはレジスタンス、ヘイズ、レインボーシックスをやって来ましたが、これは最高でした。
やはり他との違いとして、エイムが楽でした。初心者でもすぐにサクサク進めて行けるので、どんどんクリアできますね。皆様のおっしゃる通り、チェックポイントがちょくちょくあるし、ペナルティ無しなので、細かいこと気にしないでバリバリ特攻できます。
オンでは階級が上がるにつれて使える武器が増えるのでまだまだ飽きません。
これで3000円切る価格は正直申し訳ないです。スクエニに感謝。
ALLA 5.1chヘッドホン EMOCION ドルビーデジタル/AAC対応 AL-DP100V
私はPS3のゲームやブルーレイの映画視聴などでバーチャル5.1chヘッドホンを使用していたのですが、コールオブデューティーブラックオプスと言うオンライン対戦が出来るゲームを遊んでいる友人から勧められてこのヘッドホンを購入しました。
コールオブ〜はFPSという自分自身の視点(1人称視点)で遊ぶ仮想現実的なゲームなので、音の発生する方向が現実と同じように前や、横、後ろから聞こえます。
友人がこのヘッドホンを勧めてくれた理由は、音の発生方向が正確に判ることと、バーチャルに比べる5.1chに分かれているそれぞれの音が明瞭に聞き分けられることでした。
自分で使ってみたら確かに今まで聞き取りづらかった敵の移動している足音や、方向が判るのでびっくりしました。
各チャンネルごとにリモコンで音量を調整できるので、ゲームや映画に併せて聞き取り易い設定が可能なのも良かったです。
コールオブデューティー モダン・ウォーフェア2
プレイする一人称映画です。
この作品の作曲家は映画「ザ・ロック」や「グラディエーター」で有名なハンス・ジマー氏。
数々の映画を手掛けてきた一流の作曲家のため、緊急性を要する状況などにかかってくるバックサウンドの質や同期は神がかってます。
開発陣がオマージュを意識しているのかシナリオの内容自体も「ザ・ロック」を連想させるシーンがちらほら出てきます。
グラフィック、サウンド、シナリオ、演出、どれをとっても最高峰。
Modernシリーズお決まりのラストシーンは毎度のごとく目頭が熱くなります。胸が痛くなります。
最後に主人公が解き放った行動、それは任務遂行のためでもなく自分のためでもなく・・・
掛け替えのない愛する仲間を守るためだったのでしょう。
恐るべしInfinity Wardの渾身の傑作! まさに欧米版「男たちの挽歌」
本来なら☆5点満点を付けたいところですが
スクエニの低レベルな日本語仕様のせいで作品の総合クオリティが大幅に落ちたので
☆-2点引かせていただきます。
オリジナル版の英語音声と聞き比べて見ると一目瞭然です。
スクエニはCODファンをバカにしているのでしょうか?
翻訳や声優のチョイスがいい加減過ぎます。どれだけ低予算だったんですか?
いかにも言わされてる感バリバリの棒読みな喋り方をされると、生死をかけた戦争の雰囲気が全く伝わってきません。
これから死ぬかもしれないというのに、兵士の喋り方に緊迫感が無さ過ぎです。
残念ながら声優が兵士になりきれてませんね・・・声に兵士としての貫禄が全く感じられませんでした。
上手い声優もいましたが演技の下手な声優が圧倒的でした。
登場人物のGhostは前作のGazの生まれ変わりな位置づけです。なのに日本語版のあのGhostの声はなんなんでしょう?Gazって青年みたいな声してましたか?
せっかくInfinity WardがGazファン救済のために用意してくれたコピー人物なのに、その設定をことごとくぶち壊してしまうスクエニさん・・・
あと師匠と弟子の感動の再会の時に、師匠があんなキャラ若い声してたら拍子抜けます。
正直スクエニのセンスを疑いました。登場人物の特性や年齢ちゃんと把握してないでしょスクエニさん?
さらには誤訳といい今作のスクエニの手抜きぶりには本当にびっくりです。
利営に走ったが故の成れ果てですね・・・
こんな素晴らしい作品に致命的な泥を加えたスクエニはもう二度とこのシリーズには関与してほしくないです。
お願いします。もうこれ以上CODファンを傷つけないでください。落胆させないでください。
コール オブ デューティー 2 日本語版
第二次世界大戦ものは今回が初めてでした。
ストーリーに沿って進めていくという形式で
一つのミッションの中に、さらに目標や標的などが設定されていて
それを一つずつクリアして行くとミッションが完了します。
一番最初にチュートリアル的なミッションがあるので不慣れな私でも
スムーズにゲームを進めていくことが出来ました。
ノルマンディー上陸作戦はすごかったです。
ばったばったと人が死んでいきます。
もちろん自分も油断していると死にます。
私が特に感心したのは「音楽」です。
場を盛り上げるためのBGMが、場面場面で効果的に使われていて
まるで映画のようでした。
映画っぽさとリアルさが絶妙なバランスで保たれていると感じました。
良作だと思います。