HOSONO HOUSE
先週、BSフジで昨年、狭山での、ハイドパークミュージックフェスティバルを見ていたら、最後に細野晴臣が恋は桃色を歌っていました。さすがに懐かしくなり、LPを引っ張り出し、聞きましたが、それなりに良いのですが、今回、CDで再発しているということを知って、早速購入しました、さすがにデジタルリマスターした音に全く別の作品のように思えました。まさに30年の時空を超えて生まれ変わったような印象を受けました。ウエストコーストへの憧れ、リトルフィートへの尊敬が感じられるすばらしい作品です。特に恋は桃色の曲、演奏は素晴らしい、駒沢裕城のペダルスティールが冴え渡っています。
だからここに来た!-全日本フォーク・ジャンボリーの記録- [DVD]
非常に若い頃のエンケン!渡さん!哲夫さん!揃って写っている映像は少ないと思われる五つの赤い風船に六文銭、岡林の"ロック化"で伝説となったはっぴいえんどのバッキングプレイ!
手軽なビデオカメラがなかったゆえに素材自体が少ないはずの貴重なライブ映像がまとめて楽しめることに、当時を知る人はもちろん「伝説」として伝え聞くだけだった世代にとっても待望のDVD。
フォークシンガーたちや当時の観客(参加者)たちの服装、彼らの「話し方」、身ごなしにも、ドラマや劇映画では知ることのできない昭和40年代の生活感、空気感があらわれており、味わい深い。
それゆえ、鑑賞後には「もう終り?」と思う、収録時間の物足りなさが惜しい。
特典映像はどうにも「つけ足し」の感が否めない。もう少しでも、世に出ていない素材はないのだろうか!
キャラメルママ(紙ジャケット仕様)
豪華メンバーのセッションです。
ドライブ感がいいので乗りがオールドタイプとはいえども、今でも通じるパワーを感じます。
LP盤が出たときは私は大学に通っていて、レコードが欲しかったのですが金銭的な問題で手に入れることができませんでした。リマスターもとてもよく、クオリティーが高い仕上がりになってとても喜んでいます。良かった。
軽いポップスと言うよりは、計算されたセッションをくんでいるように思えます。
一所、ちまたではこのアルバム伝説的なものと称されているようです。
70年代に日本のロックを形作った、エポックメイキング的な作品に仕上がっています。
聞いていて、のんびりできてとても心地いいサウンドに仕上がっています。
「ティン・パン・アレー」の代表的な意欲作になっていると思います。
興味のわいた方、是非1枚いかが?おすすめします。
MUSIC MAGAZINE (ミュージックマガジン) 2011年 05月号 [雑誌]
どうも御大の白ヒゲ姿はいただけないなと思いつつも購入。古今東西のポップ・ミュージックに(活字の形で)触れるにはこの雑誌は現時点で最高だ。今号でもこれまで自分が知らなかった多数のアーティストの名を知り、直ちに聴いてみるという好循環に陥った。またかなり容赦なく酷評する作品もあり、痛快だ。評というものは読み手が持つ基準なり美意識なりと重なったほうがよいと思うし嗜好品や芸術作品が対象ともなればなおさら。その点この雑誌とサンレコは今の自分に合っている。