さよなら、ビビアン
ネットユーザーを退廃的に描いた表題以外に、8作品を収めた短編集は弱々しいのに面白くて読ませる。中国インターネット文学の先駆者と言われる女性作家アニー・ベイビーの25歳の作品は中国文学を改めて見直させる代物だった。
今の日本文学からはない刺激があるのは、退廃的なのに叙情的で、言葉に美しさがある。
青白い皮膚の下に咲く花でも見てるみたいなのだ。
私達は求めるものは実像なのか、偶像なのか境界を曖昧にさせるアニー・ベイビーの文章。
けっこうはまる。
MARTINI 2
~最高傑作、まさにベストというならこの作品。豪華な顔ぶれ、楽曲提供に小田和正、吉田美奈子、大沢誉志幸。もちろん「渋谷で5時」は菊池桃子。リメイクしても売れる(と思う)Matinの楽曲には女性のみならず男もメロメロ(古!)です。
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聴いて下さい、歌ってください。男の色気がこのアルバムにはすべて入っています。ちなみにマティーニを呑みながら口説くのはいいですが、マティーニを唄っても口説けません~
さよなら、ベイビー
夜読み始めて途中で閉じることが出来ず一気に読みました。
決してドラマ化、漫画化出来ない内容で 久しぶりに本ならでは
の面白さに拍手です。
読み終わったあと、登場人物の相関図を図に書いて整理したく
なりました。お勧めです。内容を知らずに読んで欲しい作品です。