Best Selection of GAMES ローラーコースタータイクーン3完全日本語版
遊園地運営箱庭ゲームでヤンス。シナリオ選択画面の絵からして味が有ります。
前作に比べてちょっと規模が落ちた感じ(狭い&客が少ない??)。まあ、これ以上重くなっても困りますから、妥当でしょう。大規模遊園地の作成はちょっと難しいかもですね。
で、操作性もやや悪くなっています。ショートカットキーが少なくて、マウス操作の負担が大きいんですよね。更に、動作が重くて操作性が悪くなってるのかも??しかし早送り出来る様になったのはナイス。
また、シナリオの難易度はかなり低下しています。
初めてやられる方は余り気にならないかもしれませんが、まあ、ご参考まで。
んで、激重です。まともにプレイしようとしたら、2.4GHzクラスのCPUと、ローエンドでもいいので現行(2006年現在)で販売されている世代のグラボはほぼ必須、それでなんとか、そこそこの低品質モードで動作します。この点は気を付けて!
しかしゲーム自体は楽しいですよ。ついつい、無意味に街灯なんか設置しちゃうんです。綺麗です。キャラも細かく動いてくれますしね。
いやいや、ほんと、和みます。お財布に余裕がありましたら、是非どうぞ。
レイルロード・タイクーン 2 クラシック
貨物や旅客列車の運営とコンセプトに置いた珍しいゲームです。
線路を引いて都市間を繋ぎ、
いろいろな貨物(食物、石炭、客員、郵便物等)を運び利益を得ます。
年代が進むにつれ、使える電車だけでなく運べる貨物や
新しい建築物が増えていきます。
システムだけでなく、グラフィックも綺麗で、各マップは衛星写真を
元に作られているので本当に申し分ないです。
全ての会社は株式になっており、株の売買や配当で投資家としてゲームを楽しむこともできます。
キャンペーンシナリオは20くらいあります。
鉄道好きは勿論、A4やシムシティファンにも
オススメしたいソフトです。
LET IT DUB
LOVE TKOのEP以来、中西俊夫の作り出すサウンドのファンだ。UKから日本へ帰国後の第一弾アルバムということで、あのEPにもあった妖しいカッコよさが充満している。それはマイルスやイーノの音像の実にすばらしい発展形といっても良く、そこにニューウェーブ期を想起させるエッジのビシッと効いたギターが…また妖しくうねるのだ。なおCDはなんと六角形の変形ジャケットに入っている。もうその事実だけでも購入の価値あり、そして肝心の中身は末永く楽しめるものと太鼓判を押そう。今後も大期待します。
Tycoon w/excerpts from Turn Out The LIghts
なんとタイクーンの1stアルバム「Tycoon」がCD化されているとは。しかも2ndとのカップリングで。
この1stアルバムが発売された1979年当時大学生だった私は、Styx、Journey、Bostonといったプログレハードというジャンルに没していた頃で、FMラジオで聴いた「Such A Woman」(Track1)に惚れ込んでアナログ盤の1stを買い、今もライブラリに並んでいます。
大ブレイクに至らなかったのは残念ですが、こうしてCD化されていることに気付き、即買い。
同様に、日本ではあまり売れなかった「Touch」とともに、私のフェイバリットアーティストのひとつです。
ラスト・タイクーン (角川文庫)
もし、本書が完成版だったら、☆をもっとつけていたと思う。フランシス・スコット・フィッツジェラルドという、アメリカ文芸界の中の悲しき存在、としての遺作なのだから。実際、読み進めて、「なんでこんなところで切れてしまっているんだ?」と感じてしまうくらい「もったいない」。「夜はやさし」には私はあまり感心しなかった。「我が失われし町」に代表される短編のほうがずっと出来がいいから。話を戻そう。映画の脚本も書いていたフィッツジェラルドが、もっと長生きして本書を完成させ、映画もヒットしていたら、米国の歴史は一変してしまっていたのではないだろうか、と思ってしまうほど、惜しいところで本作は未完状態。がっかりだ。
でも、健在だったころのフィッツジェラルドを知っていて、未読で興味があったら読んでみてください。読んでみて、未完状態の小説に、フィッツジェラルドがどんな思いを馳せていたか、考えてみるのもいいですよ。