松澤由美 BEST「あしあと」
この松澤由美さんは、「松澤由実」「まつざわゆみ」と言う名前を使っていたこともありましたが、まだアニメソングはあまり歌っていないようですが気のせいでしょうか?映画やゲームの主題歌がメインだったように思えます。
ここには、アニメソングは「2:YOU GET TO BURNING」が「機動戦艦ナデシコ(平成8年10月〜平成9年3月)」OP曲、「3:明日の笑顔のために」が「ゲートキーパーズ(平成12年4〜9月)」のOP曲、「8:時空〜ときのそら〜」は本宮ひろし原作「サラリーマン金太郎(平成13年2〜3月)」、「11:誰も知らない地図で」が「ジバクくん(平成11年10月〜平成12年3月)」OP曲、と4曲あります。「ゲートキーパーズ」2代目EDの「今日から明日へ」があればもっと良かったのですが。
アーユーラ?(ARE YOU RA?)
滞ったり纏わりついてきながら脳みそを刻んでいく本来のゆらゆら帝国の音楽とは異質なものです。左から来る風に目を向け、素早く過ぎ去る右に顔を向けたときにはぱっくりと切られている、さながらカマイタチの刃のような性質をもった一枚です。
スーパーロボット大戦F ― オリジナル・サウンドトラック&アレンジアルバム
最近(αシリーズからかな?)のスパロボのOSTの時間は短いっすね。
でも、これは長いのでは?と思います。
これから購入する予定なので、それから確かめたいと思います。
NHK大河ドラマ 龍馬伝 完全版 DVD BOX―1(season1)[DVD]
明治維新。近代日本の礎となった革命の後、政府お抱えの豪商として活躍する元土佐藩士・岩崎弥太郎。
後の三菱財閥の創始者となったこの男が語る、幼馴染のある男の話。
土佐の貧しい下級武士の家に生まれ、何とか今の立場から這い上がりたいとあがく自身の傍で、
同じ下級武士ながら裕福な家の次男坊として不自由なく育った優男。
弥太郎は常にこの男の存在を意識し、羨望とも憎しみとも言える想いを抱かずにはいられなかった・・・・。
その男の名を「坂本龍馬」といった。
土佐と言う国は1600年の関ヶ原の戦いで、元々の国主であった長宗我部家が石田三成率いる西軍に加担したため、おとり潰しとなる。
代わって入国してきたのが土佐一国を恩賞として得た山内一豊。
だが、旧長宗我部家の家臣たちは山内一豊を新領主とは認めず激しい抵抗を試みて反対派は粛清された。
その日から土佐は元々の支配者であった長宗我部遺臣(下士)を山内家家臣(上士)が支配するという二重支配が1つの国で行われることとなる。
下士に対する上士の差別は筆舌に尽くし難いほど激しく、日常生活の着るもの・履くものから差別され、藩の重役には当然に下士は就けず、
果てには上士が下士を無礼討ちと称して斬り捨てたとしても何ら上士に対してはお咎めはないという無茶苦茶なものであった。
当然に下士と上士は対立し、それが幕末に至るまで徳川時代と同じ年月だけ続いていたことになる。
そういった背景が同じ維新の立役者となった薩摩・長州藩とは異なる事情であったのだ。
旧支配者側と新支配者側との対立の構図。その250年以上にも渡る蓄積された怒り・恨みがペリー来航に端を発する幕末の動乱時において、
多くの有能な人材を歴史の表舞台へと登場させる原動力となったことを見逃してはならない。
窮屈な土佐を飛び出し江戸で剣術修行にいそしむ龍馬はやがて勝海舟・西郷隆盛・桂小五郎・久坂玄瑞といった
日本を守らんとする志を持つ人間と出会い、自分自身の生きる道を決めていくのである。
一方、そんな自由人・坂本龍馬と対極に位置する男がいる。龍馬の幼馴染で親戚にもあたる「武市半平太(瑞山)」という男。
龍馬にとっては兄のような存在。剣の腕が立ち、土佐でも道場を開くほど。しかも学問も優秀で眉目秀麗。
真面目で人望が厚いとくれば、いつしか武市の周囲には自然と上士たちに不満を持つ下士たちが集まり一大勢力となっていく。
何とか攘夷で藩を染め上げたいと願う武市。しかし、肝心の藩主・山内容堂は公武合体という「幕府擁護」思想の持ち主。
しかも下士が大嫌いとあったのだから、武市の容堂への忠誠心は空回りするばかりだった。
龍馬は容堂の本心を察して、土佐一国に拘るような考えは止めるようにと再三に渡って武市に忠告する。
龍馬にとって武市は兄も同然。思想では対立しても心から慕っていたのだ・・・・。間違いなく・・・・。
だが、武市には自分を慕い信じて付いて来てくれた多くの下士たちがいた。
彼等のためにも今更後戻りは出来なかった。
後に「政治では木戸(桂小五郎)、人望においては西郷(隆盛)に匹敵する」と賞賛された武市の欠点は
「型に嵌った古い時代の人間であった」ということだろう。それが彼にとっての悲劇であった。
維新後に政府で活躍した土佐出身者は「後藤象二郎」「板垣退助」共に「上士」出身者である。
下士出身の「武市半平太」「坂本龍馬」「中岡慎太郎」はいずれも遭難し、維新を見ることは叶わなかった。
それが維新後の政府における薩長藩閥政治を土佐が牽制しきれなかった遠因となる。
晩年の「山内容堂」「後藤象二郎」「板垣退助」の3人もそれを暗に認める発言を残している。
つまり土佐250年に渡る上士と下士との対立は、近代日本の根幹にまで影響を及ぼすことになったのだ。
そして、その全てをある意味「外野席から」眺める武士でありながら商人を目指すことになった男・岩崎弥太郎の視線。
これこそがこのドラマの視聴者の視線に他ならないと思う。
福山演じる龍馬は所謂、一般的に多くの人がイメージする
「剣の達人でありながら争いを嫌い、生涯人を1人も斬らなかった」という優しい龍馬像に非常に合致している。
そしてその龍馬との対極にある泥まみれの「岩崎弥太郎」と、縛られたエリート「武市半平太」。
同じ土佐という国に生まれながら異なる信念に殉じていく3人の対比は視聴者に多くの感情を投げ掛けることだろう。
新撰組の登場がかなり遅いのでやや不自然に感じるのだが(池田屋事件以前に龍馬が彼等を知らないなど有り得ようか?)、
霧に包まれたかのようなハッキリとしない映像も、先行きの見えない幕末の政局を暗示した演出と思えば
「なるほど!」と頷けることだろう。
孤高の人 4 (ヤングジャンプコミックス)
孤独を望み、より困難な壁を追い求め、「俺は、今のままがいいんだ」と。高校卒業後アメリカに渡り、クライミング道具を手に放置車の中で寝泊まりし、困難な岩壁を求めアメリカ中を放浪した山野井泰史さんをみているようです。一番よい巻だと思います。