探偵物語 デジタル・リマスター版 [DVD]
この映画を見る前からひろ子ちゃんは好きだったが、この映画を見てからは恋になった。この映画はアイドル映画の域を出るものではないかもしれないが、私にとってはひろ子ちゃんの可愛らしさをいつでも見られる宝物だ。見ていて切なくなる。この子に悲しい思いをさせてはいけない、と思う。だから最後の長いキスシーンを見ても、松田優作への嫉妬心よりも、「ああ、この子が悲しい思いのまま、アメリカへ旅立つんじゃなくてよかった。」と本当に思える。
これは中年男になってしまった私の願望なのかもしれないが、私はおじさんと小娘の愛の話が大好きだ。おじさんにとって、可愛らしい小娘は「無条件で」愛せるものである。いっぽう、小娘にとって、若い男は青すぎるのではないかと思ってしまう。小娘が自分を全面的に委ねられる相手はむしろおじさんなのではないかと。だから両者の組み合わせはとても安心できる甘いものになる。父親と娘のようなものだ。可愛い小娘がもっとも可愛く見えるのは相手がおじさんの時であると断言しておこう。
ひろ子ちゃんが最高に可愛いかったのはこの「探偵物語」と「セーラー服と機関銃」だと思うが、どちらも相手役はおじさんだ。松田優作はおじさんというには少し若いが、この映画では年齢以上に「おじさん」的に役作りをしていると思う。それは上記のような理由によるのではないか。すなわち、小娘が最も可愛くなるのは相手がおじさんである時だということ。
こういう組み合わせの例はたくさんある。例えばブラックジャックとピノコ。私はこの二人の関係が大好きだ。私が好きな映画「旅の重さ」の高橋洋子と高橋悦史もそうだ。「20世紀少年」のカンナが会いたくててたまらなかったのはまさに「伯父さん」だった。ハイジが会いたくてたまらなかったのは「おじいさん」だった。クララの足が治ったのを誰よりも喜んだのは「お父さん」だった。(ハイジの物語で最も感動的なのはハイジがおじいさんと再会する場面と、足が治ったクララを父親が抱きしめる場面である。) また、アリスが不思議の国で出会う妙なキャラクターはみんなどこか「おじさん」的だ。クラリスとルパン三世も同じ。
でも、この両者は決して「結ばれない」。この映画でもそうだ。なぜなら、これは基本的に「父と娘」の関係だから。この映画でも、小娘の父親は決して姿を現さない。なぜなら、松田優作が父親の代わりだから。
ゴールデン・ベスト
最近はこういう透明感がある歌声ってあまり聴かないので今聴くと逆に斬新に聴こえる。
バックを固めるは来生たかお、松本隆、大瀧詠一、松任谷正隆、筒美京平、井上陽水といった大物作家陣。
近年と当時ではアイドルへの楽曲提供の力の入れ方があまりに違うのか。
個人的には大瀧詠一作曲の「探偵物語」なんか好き。
ちょっと影があるけど、よく聴くとやっぱりナイアガラサウンドっぽくて、薬師丸ひろ子の澄んだ歌声と相性が良いと感じる。
「ステキな恋の忘れ方」も井上陽水らしい都会的なアンニュイな感じが良い。
以前別のベスト盤を買ったらなんとセーラー服と機関銃が収録されていなかったけれど、このCDにはしっかり収録されていて良かった。
音もマスタリングされているので各パートの音の輪郭がクリアになっていて良い。
仮面ライダーW Vol.1 [DVD]
平成仮面ライダーシリーズを順番に鑑賞して来ていますが、今作Wは、初めて全巻揃えてみたいと思った作品でした。
役者さんの方々が魅力的な所と、ストーリーなど目的がしっかりしていたので、観ている側としても、楽しく鑑賞が出来ました。
印象に残ったシーンは、やはり「変身!」を二人一緒に言う所が、一番しっくり来ました。
クロス探偵物語
そんなことは、なく。サクサク進みます。
ハマった時もなんとなく、それとなくヒントをくれるのもいいですよね。
昔の物なのですが、今この値段で遊べるなら小説読むような感覚で遊べて、良いのではないかと思います。
正直もっと主人公とヒロイン(?)のことが知りたかったのは、事実です。
本当に続編は出るのでしょうか?
現在2006年8月です。
予知夢 (文春文庫)
「探偵ガリレオ」に引き続きこちらも読んでみました。
こちらの作品からもドラマ化されたものが多かったですね。
また、ガリレオ先生が以前より積極的に捜査に参加している気がするのは気のせいでしょうか(笑)?
このシリーズが長く続くといいなぁ・・・なんて考えてしまいます。