龍時02‐03 (文春文庫)
話は前作01ー02の続編になっていて舞台はスペイン。日本にはめずらしい個人技を得意とする龍時のサッカーに対する苦悩や人間関係が細かく描かれている。
読んでいくうちに自分が龍時になっているかように物語に吸い込まれ試合中は手に汗を握ってしまった。サッカーにおける戦術、技術も詳しく書いてあるし、リーガの選手やチームも実名で登場するのである程度サッカーに対して知識がある方がのめり込めると思う。
先に01ー02を読む方がおすすめ。サッカーマンガみたいに「それは人間には無理だろっ!!」っていうのはないので好き。
その男、凶暴につき [DVD]
1989年に公開された北野武初監督作品です。とにかく恐ろしく無駄がなく張り詰め恐い一本。暴力刑事と、いかれた殺し屋の潰し合い最高です
な。。まさに血糊のオンパレード。ただ徹底した過激描写の裏に緻密さがあります。野沢尚の脚本をあえて自分のアイディアで分解してしまう
たけし、二人の俊才のぶつかりによる火花がある種良い方に働いた稀有な作品ではないだろうか。ほとんど、原点にして遣り残しはないように
感じる。主要人物達の衝撃的な死に様と対照的なオチの皮肉さも亦面白く、そのまま渋い音楽かけてとっとと終わる、いや好いネ。。
ビートたけし自体の演技も好いが、ワイルドな白竜、ニヒルな佐野史郎、圧倒的存在感ではまり役の岸部一徳とキャスト陣も素晴らしいの。
北野武監督の《原点》、一度観てみる価値ありですよ。
海底超特急マリン・エクスプレス [DVD]
この作品を見つけて早速、注文しました。
そして、日曜日に自宅に届いたので再度、鑑賞しました。
1979年の作品ということで懐かしさが、こみ上げます。
この作品と『火の鳥2772愛のコスモゾーン』を
買いました。どちらも非常に感動できる優れた作品です。
手塚先生の作品の主人公達がオールスターキャストで
登場します。手塚先生の作品が好きな方は必見です。
恋人よ [DVD]
待ってました!!の喜びでいっぱいです!ストーリーとしては暗い話ですし、ありえないなあ・とおもう場面もいくつかはあります。でも大人の成熟した恋人4人にそれぞれひきつけられ、最後には大好きなドラマになりました。特に最終回の花が一面に咲いているシーンは物語と併せて本当にぐっときて大泣きでした。長瀬智也君や水野美紀さんの若々しくてフレッシュな存在感にも注目です。おすすめです。
NHKスペシャルドラマ・ガイド 坂の上の雲 第2部 (教養・文化シリーズ)
NHKのドラマが3年連続なので、前作から1年たっての第2部のムックです。
相変わらず定価のわりにカラーページが多く(前半カラー、中盤モノクロ、後半カラーという構成)で、記事もメイキングの様子や、インタビューなども豊富です。とりわけ主要登場人物各人に割り当てられた全面カラー写真がとても綺麗なので、各俳優さんのファンにもお勧めです。
奥付後にまとまって出てくる名産品などの広告ページが少々気になりましたが、この定価とカラーページの分量から考えると、いたしかたがないかも…とも思います。
ファンとしては、12月が待ち遠しくて仕方ありません。あと1ヶ月程度ですが、このムックを眺めながら、放送を心待ちにしたいと思います。