デュラララ!!13【完全生産限定版】 [DVD]
ラストを飾る未放送エピソードは、主要キャラ達総出演で皆ちゃんと絡んでる上に活躍していて、うまくまとまっていると思いました。
しかし、作画の乱れが酷い部分がちょこちょこ見られたのが残念…特にドタチン、変な顔…。
あと、はちゃめちゃ感を出したかったのでしょうが、いくら何でも忍者顔負けの臨也の立ち回りはやり過ぎかと…。いくらシズちゃんと渡り合っていたとは言え、臨也にまであんなアクロバティックな動きされたら一気にリアリティ無くなっちゃうっつうか…。静雄やセルティの人外っぷりがやや薄れちゃったかなあ…。
まあそうは言っても、静雄の暴れっぷりが見たくてずっとDVDを購入していましたので、最後の最後で大暴れしてくれたのは大満足でした。
最終巻という事で、今回はミニイラスト集が付いており、お得感があります。イラストは、アニメージュ等のアニメ系雑誌に掲載されたイラストになりますので、かかさずそれらを購入していた方には物足りないかもしれませんが。どのイラストも臨也は何故か微妙なポージングで描かれています… 。っぽさを出すの難しかったんだろうな(苦笑)
特典DVDは、初期の頃にあったイベントの映像なので、そこまでコアな内容ではありませんでしたが、声優さん達の絡みはやはり面白いですね。
原作読んでないの丸分かりなコメントもチラホラ…。
あと私は初代OPが大好きでしたので、ノンクレジットバージョンでまた見れたのが嬉しかったですね。
小説も、見事にこのまま原作2巻へと繋がるようにしてあって見応えありました。
とにかく造り手の情熱が伝わる内容で、全部集めたてきてよかったなあ…としみじみ実感。
きっと続編もあると思いますし…原作とは少し違う展開を見せた物語が、どのように進んでいくかが今から楽しみでなりません。
デュラララ!!11【完全生産限定版】 [DVD]
「デュラララ!!」vol.11 です。
第20話「黄天當立」
黄天當(まさ)に立つべし!!
黄巾族のトップに復帰した紀田正臣が、ダラーズと斬り裂き魔との関係を探り始めます。
各々の本当の姿が互いに見えていない状況の中、自分が見たものを信じるしかないのは致し方ないこと。
しかしながら、それゆえにおこる怒りや悲しみが最終話に向けてそろそろ具体的争いごとに発展してきそうな予感をうかがわせる話であったかと思います。
第21話「五里夢中」
正臣・杏里・帝人の来良高校三人組がそれぞれ思い悩みながら別々の下り坂を転がりはじめた様子がありました。
願う先は同じはずなのに、どんどん争いの渦中に追い込まれていく様はせつなさがあります。
彼ら個人の動きとともに、彼らを取り巻く人間の思惑も否応なくからむので複雑さは増しています。
各話オーディオコメンタリー
豊永さん、黒田さん、神谷さん、録音調整・はたさんの四人が担当されています。
おもな話題はキャスト陣から音響関連を担当するはたさんへの質問大会でした。あまり雑誌等でも知りえない裏話が多彩で興味深いものばかりでした。ときどき思い出したように本編にも触れますが、技術面の話が多かったです。
特典CD
折原臨也による「すばらしい日々」(作詞/作曲 奥田民生)とスペシャルボイスを収録。
表紙の絵にまず吹き出しましたが、とてもいい曲でした。
若干気だるさの残る神谷さんの歌声と後ろ向きに前向きな曲がマッチしていると思います。
デュラララ!!12【完全生産限定版】 [DVD]
デュラララ!! vol.12です。
第22話「解散宣言」
「みつかったんだ。もう一番大事なことは…」
みんなで協力して街で暴れるワルイヤツをやっつけよう、という帝人の理想的なダラーズが
”うさぎちゃん”を救うべく活躍をする。この出来事を経て、高校生3人組はどのような行動に出るのか。
第23話「千錯万綜」
「おまえの目に見えているものが、現実とは限らない。」
千錯万綜、池袋の街で黄巾族とダラーズの全面対決が始まりそうな不穏な空気が取り巻いている。
街の混乱とともに、高校生3人組は心中穏やかでない混乱を胸に、ひとつの場所へと向かう。
オーディオコメンタリー(宮野さん、高木さん、高垣さん、色彩設計の宮脇さん)
デュラララ!!は影を少なくした絵にしている、など色彩関係の話が興味深い。
キャラを色に例えるとどのようになるのか、といった話が面白い。
また、ダメだしやホラダの例のセリフの謎など、演じることに関する話題もよく話されていた。
特典カバーソング
セルティ・ストゥルルソンによる「ルージュの伝言」と、スペシャルボイスを収録。
首のないセルティですが、楽しそうに歌う姿が想像できるほど可愛らしい仕上がりかと。
選曲の意外性はあまりありませんが、ひとつの歌として楽しく聴けます。