おおきく振りかぶって(15) (アフタヌーンKC)
前巻にて、清々しい試合と次の試合への猛烈な意欲を見せてくれた西浦ナイン。本巻では新たなスタートを切るために選手一人
一人が自分を見つめ直す過程が描かれている。バッテリーとしての距離感が一歩前進した三橋と阿部、改めて田島との距離の
程遠さを痛感しながらも必死に考え伸びようとする花井をはじめ、皆等身大の高校生として精一杯自分に出来ることを考えてい
る様子が読んでいて微笑ましい。そして選手達が辿り着いた一つの「目標」とは?是非じっくりと読んで頂きたいハイライトだ。
他にも印象に残ったところを何点か。一つはモモカンの選手を見つめる視点だ。実は本巻で今まで殆ど明かされてこなかった彼
女の過去が断片的に明らかになるが、選手ひとりずつの性格を的確に見つめ、彼らを選手としてだけでなく人間としても育てて
いこうという姿勢を垣間見た台詞「部活のあとも人生は続く」は特に心に残った台詞だ。
二つ目は和さんのジレンマ。高校球児としての3年間を初戦敗退という形で終えた彼、しかしどこかに心の痛みを抱えながらも
球場に一人赴く。そのもやもや感を振り切り前に進もうとしている様子が丁寧に描かれているのが嬉しい。実際彼と同じジレンマ
を抱える球児は多くいることだろう。しかしその葛藤を克服した先にはまだ長いが有意義な人生が待っているに違いない。
敗戦校の一選手ではあるが、何巻にも渡って描かれた彼の存在は作品の上でとても大きな意味を持っていると思う。個人的に大
好きなキャラクターでもあるので、是非苦しみを抜け出し一回り成長した彼の姿を見たい。
新人戦に向かい新たな一歩を踏み出した西浦ナイン、「高校野球」を卒業し人生の新たな段階に踏み出そうともがいている和さ
ん、両者の新しいステージへの晴やかな前進を応援したくなる内容である。
おおきく振りかぶって ~オレらの夏は終わらない~ イベントDVD
私はおお振りも出ている声優も好きで購入しました。
内容はキャストが選ぶおおきく振りかぶっての好きなシーンや生アフレコなど、
おお振りファンも声優ファンもたのしめる内容となっています。
私は買ってからもう5回以上は観てますが何回見ても飽きないです(^^)
買って損な事はないと思います!
ライフ アルバム
SAKURAの頃に知りアルバムだけ買っているファンですが
この『ライフアルバム』はとても良いです。
『桜咲く街物語』は個人的に正直飽きるというか何度も聴こうと思わない曲ばかりでした。
ただ「ひなげし」など好きな曲はあるんですが。
しかし今作はノリの良い曲が多く、とても良いです。
バラード好きは3曲程度しかバラードが無いので物足りないのかもしれませんが。
「@miso soup」はノリノリの曲だし「東京猿物語」は異色なタイプではあるものの良い曲です。
固定ファンは離れさせず、ライト層は続々増えていく。
そう感じさせるアルバムでした。(昔からのファンだとまた違った意見になるのでしょうが)
これからも頑張っていって欲しいです。
おおきく振りかぶって ~夏の大会編~ 7 【完全生産限定版】 [DVD]
この巻の、というより全体を通しての感想になってしまうのですが、ほんっっっとうに素晴らしいアニメでした!私はアニメから入って原作を読んだ身ですが、元々原作のファンの方でもそうでないかたにもオススメできるのではないでしょうか。丁寧にアニメ化されていると思います。出会えてよかった!TVアニメでこんなに素直に感動したのは久しぶりです。おお振りの存在は知っていたものの、なんとなく食指が動かないでいたのですか、一期から何げなく見始めたらなんだかめちゃめちゃ面白いじゃないか!とどっぷりハマってしまいました。野球ってこんなに面白いスポーツなんですね。もし自分が学生時代に戻れるなら野球部に入りたいと思ってしまった程です。それにそれぞれキャラクターの綺麗事じゃない劣等感や不安、後ろ向きな感情と葛藤しながら前へ前へ進んでいく一生懸命な姿がキラキラしてて眩しくて思わず涙が出てしまいます。何度でも見返したくなるアニメです。一期からの『全部阿部君のおかげ』ってのがこんな風に成長するための伏線だったんだなぁ。よくできているなぁ。最後のほうは本当に泣かされっぱなしです。原作のストックがたまったら同じスタッフさんで3期とかないかなぁなんて(笑)本当に丁寧に作られている素晴らしいアニメなのでたくさんの方に見てもらいたいです。
おおきく振りかぶって ホントのエースになれるかも(特典無し)
アニメ、コミックで大人気、そしてついに・・・
DS初の高校野球部生活シミュレーションゲームが登場!!
■西浦高校野球部の熱い夏がはじまる!!
プレイヤーは三星学園野球部のエース「三橋廉」。ゲームの舞台となるのは、原作3巻―4巻を中心とした三星高との対戦を終えたあとから、埼玉大会入場式まで!
練習と試合を重ね、(たまには試験勉強もして)他の部員たちとの信頼を築き、はじめての甲子園予選緒戦を突破できるのか?その結果は、プレイヤーの手にすべてゆだねられているのです!
■ストーリーモード
「登校」「朝練」「昼・休み時間」「下校」はアドベンチャーパート。部員や先生達とのコミュニケーションをとり、互いの信頼度を高めましょう。ゲームを進めていくと他のメンバーと一緒に登下校したり、試験中に一緒に勉強したりすることもできます!
■練習モード
練習モードはミニゲームを中心としたシミュレーションパート。原作でおなじみの「視覚強化トレーニング」などの練習で、チーム全体の強化を図ります!