君は僕をスキになる [DVD]
素晴らしい映画です。当時由貴ちゃんが好きで観た映画ですが帰りには主演の4人が大好きになり二、三日骨抜き状態でした。特に女優としての山田邦子さんはとても上手くてでも嫌みじゃないんですね‥自然な演技です。翌年の由貴ちゃんのおいしい結婚、邦子さんの山田ばばあに花束を千里さんの好き!という映画も合わせて観て頂く事をおすすめします。
GOLDEN☆BEST 大江千里
今までのベスト盤は本人こだわりのリミックスやら選曲やら手が込んでたものばかりで、初めてライトユーザー向けのシングル・コレクションが登場。彼の意志がしっかり入っている『Sloppy Joe』シリーズと比べて、ただヒット曲を時系列に並べたお手軽な作り。一枚にまとめるなら外せないアルバム曲とかもあるし、未収録シングルもあるし、まあ手軽に聴けるとは思います。音質もバッチリUPしているものの、意外と昔のサウンドの方が聴きやすかったりして。なんか初期の曲はレコード盤の音を聴いていたから、ちょっと雰囲気が違っていて…。名刺がわりの一枚としては最適なベスト盤では。
長距離走者の孤独 (新潮文庫)
初めて読んだのは今から20年前くらいかな。
まだお尻が青々の私にはバイブルのようで
何度も何度も読んだ覚えがあります。
今となっては 赤線いっぱいの当時の本をみると
汚れた大人になってしまった自分に(!)
悲しい気持ちも滲ませながらも
主人公(シリトー自身?)が
いかに世の中の常識にまどわされることなく
純粋に自分にむかって素直に生きてるのか
身にしみて 自己反省してしまいマス。
フジテレビ開局50周年記念DVD 君が嘘をついた DVD-BOX
大学2年生の時に夢中になって見てたことを思い出して買いました。透明感のある麻生祐未さんを見て、あの頃のドキドキした気持ちが甦ってきました。いい加減で、軽くて、何事にも楽観的な時代の雰囲気を凝縮したような内容ですが、男女の仲に「ぶっちゃけ」ではなく、「うれしはずかし」な駆け引きがあった時代を懐かしく感じます。当時は僕もタバコを吸っていましたが、喫煙シーンの多さは嫌煙社会となった今から見ると違和感を感じてしまいます。バブル前夜の何とも言えない時代の香りは、永遠に忘れたくない大切な思い出です。
僕の家
以前、NHKの『スタジオパーク』と週刊文春の『家の履歴書』で、表紙写真の日本家屋のことを拝見し、大江さんの“家”へのこだわりに関心をもっていました。この本には、大江さんがデビュー当時に住んだ自由が丘(実際は奥沢)のアパートから始まる、華々しくも慌ただしい(?)“家遍歴”が綴られています。
リリカルな中にも、絶妙にブレンドされた関西弁…。とにかく文章が面白くて、「はじめての一人暮らし」「おばけの出る家」「NY City Life」などは、笑いながら何度も読み返しました。やはり犬連れで賃貸物件を渡り歩いている自分としては、「犬との暮らし」にも共感しきり。写真も素敵です。…欲を言えば、『スタジオパーク』で拝見したような、大江さん直筆の間取り図も見たかった…かな。
それにしても、賃貸物件を見学に行くたびに、現場で“うん◯”をする大江さんって、いったい…。