「東大に入る」ということ「東大を出る」ということ
この本を読むことで
東大生は「いい子」をやめて自分の本当にやりたいことに向かう勇気が湧く。そしていままで目を向けることの無かった自分の一面に気付くかもしれない。受験生は自分の将来をあらためて考えるいいきっかけができ、教育ママは子供の気持ちに耳を傾ける気になるかもしれない。そしてそれ以外の人は「あの東大生」のイメージがガラッと変わるのではないか。
3人の著者は等身大の言葉で自分の弱さや失敗をさらけだし、他者ではないありのままの東大生像を描いている。3人とも個性があるが、とくに1人目の著者の文章にはクセがあるので、読み始めて自分にはあわないと思っても残りを読んで欲しい。僕は3人の熱い思いに共感した。