機動戦士ガンダムSEED DESTINY COMPLETE BEST’
レーベルの垣根を越えて、全てのOP・ED曲を収録したことは評価できます。
内容的にも「あのアニメ」にはもったいないほどレベルの高い楽曲が多く、「唯一の良心」といっても良いですね。聴く価値は充分にあります。
ただ、やっぱり「看板に偽りあり」と感じてしまうのは、「COMPLETE」と謳っている点。素直に「OP・ED全曲集」とタイトル付ければ何も問題ないのに、「COMPLETE」と謳っているから、「じゃああの挿入歌は?」となってしまいます。
あの作品内で使用された楽曲は挿入歌も含めてレベルが高かっただけに、「出すならそこまで出してくれ」と言いたいですね。
個人的には『Life Gose On』が気に入っています。無事収録されて本当に良かった。
十二国記 O.S.T.1 - 十二幻夢組曲
小説が大好きで読んでいましたが
TVもやっているとのことで 試しに見たら OPで鳥肌が立ちました
即 このCDを購入
やはり 鳥肌物です
聴いていると 心が開放される感じがします
「十二国記」 CDドラマ 十二国記夢三章
十国記が好きな人にとってはうれしい原作にもない番外編のようなものです。
麒麟たちが勢ぞろいしての会話。
景麒と予王の出会いからなぜ予王の姉が偽王として立ったのかという理由。
同じ半獣である楽俊と桓たいとの会話。
その三本立てです。
お勧めなのはやはり原作でも語られなかった景麒と予王の出会いやなぜ予王の姉が偽王として立ったのかを偽王である舒栄自らの視点で描かれていることです。
物語では主人公の陽子の敵側となってしまいましたが、彼女には彼女なりの理由があったのだと知り、運命に翻弄された一人の女性の姉としての姿が見えた気がします。
麒麟たちの会話や楽俊と桓たいたちの会話も本編にはなかったもので聞いていてとても楽しめます。
ですが、陽子や延王などがファンの方々には少し物足りなさが残る作品です。
延王に至っては本当に出番はわずかですからね。
内容的にも少ししんみりした様子があり、もう少し明るめの話題も提供して欲しかったのが本音でもあります。