銅版画・江戸川乱歩の世界
~江戸川乱歩の小説は、全部春陽堂の文庫で読んだ。
春陽堂の江戸川乱歩文庫は、表紙の装丁が多賀新氏によるグロテスクな銅版画で、黒字をバックに赤字でタイトルが書かれ、それだけで胸が躍ったものだった。
その多賀新氏の銅版画集がこの本で、江戸川乱歩文庫全30巻の表紙の装丁に使用された銅版画が解説とともにまとめられている。
まとめて見るとなかなか~~壮観である。H.R.ギーガーなんかが好きな人はきっと好きだと思う。~
うまくいく婚活、いかない婚活 (朝日新書)
この婚活の本は、言葉としてはすっかり定着した「婚活」が果たして
シングルに本当の幸せをもたらしたかと赤裸々な実態を調べたもの。
結婚相談所で取材を拒否された作者は、フクメンで潜入取材を敢行。
親御様説明会に参加したりとあの手この手で取材を進める。
結果、サクラの存在、隠された高額な費用、
学歴や男女差別などの事実が明らかになる。
ここは実際に結婚相談所に足を向ける前に是非知っておきたい部分であろう。
私たち婚活者は、婚活ビジネスは金を払う以上、システムはとことん賢く活用するべきだし
マスコミの婚活者を煽る報道に乗せられて無駄足を踏んでいる暇はない。
そんな婚活に向かう者に知識と勇気を与えてくれる本です
ゴールインの為のヒントとメッセージが、丁寧で緻密な取材を得意とする作者
の言葉で語られているのが印象的でした。
最後に、まだ注目されていない大学や自治体を利用した婚活や
具体的なメールマナーや会話の進め方も網羅されている点を
書き足しておきます。