Zwilling ネイルクリッパー 42409-000
とにかく小さくて軽量なので、常に鞄に入れて持ち歩いています。
爪の切れ味も当然素晴らしいのですが、外出先では専ら逆剥けを切り取るのに使っています。(もったいない?) 逆剥けが根元から綺麗に取れて、非常に気持ちいいです。
海外にもついつい連れて行くのですが、最近は飛行機に爪切り持ち込み NG となってきていますので、持ち込み手荷物には入れない方が良いです。一度仁川空港の X 線検査で引っかかり、鞄を開いて確認されたのですが、単なる金属片と思ったのかお咎めなしでした。所有満足度が高いだけに、没収されたらショックです。預け荷物なら OK のはずですので、気をつけましょう。
The Giving Tree
なんとも悲しいです。せつないです。
子供に読み聞かせようかと思い買ってみたのですが、
正直迷ってます。
自分はこの木を肯定できません。
少年も肯定できません。
一つの愛の形であり、人生の形ではあるとは思います。
手塚治虫の「ブッダ」でウサギがブッダの食料となるために、
自ら火の中に飛び込んでいった場面を思い出しました。
惜しみなく与え、自己犠牲をいとわないことは本当の愛なのでしょうか。
ボブマーリーは「多くを与え、少しもらう」と言ってました。
自分もそれくらいがちょうどよいと思います。
また、惜しみなく恩恵を与えてくれる大自然に対して
人類がとっている行動を表現しているようにも感じます。
それでも大自然は惜しみなく与えてくれるのでしょう。
シンプルな本ですがいろいろなことを考えさせられる本です。
ショート・カッツ [VHS]
LA郊外の街自体を一つの生命体のように描いている。
前からあったのか、これの影響なのか、これ以降この手の映画が増えてきてますが(例、マグノリア)、ここまでうまくいったものはない。
DVD化、希望。
トニー滝谷 [VHS]
村上春樹氏の短編集『レキシントンの幽霊』所蔵の「トニー滝谷」をうまく映像として表現できていると思います。
まあ、そもそも村上氏の「トニー滝谷」自体がフィッツジェラルドの『グレート・ギャツビー』のワンシーンにヒントを得て書かれたものだとは思いますが、物質主義による逆説的なニヒリズム、すなわち虚無感という、現代人の誰しもが心のどこかで感じているだろうものを、宮沢りえ氏の好演や、空虚感を醸し出させる映像の工夫によって、視聴者は感じることができます。
1Q84 BOOK 1
村上春樹さんのファンです。既刊の小説は全て読んでいます。
村上さんの小説には答えが書いておらず、村上春樹のみぞ知るその答えを読者がおのおの想像していくのも醍醐味のひとつです。
しかし、カフカ辺りから、なんとなく思うようになりました。
『あれ?村上春樹って実はなんにも考えてないんじゃね?ただ思いついたままに不思議っぽい作り話だけ書きつらねて雰囲気つくれば、辻褄合わせなくても裏も意味もなんにもなくても、あとは勝手に読者があれやこれや想像してくれるからそれでいっか…みたいな。そんな感じじゃね?』
…と。
今回の作品はそれが顕著にあらわれているように感じました。