くりぃむしちゅーのたりらリラ~ン ベタドラマDVD 恋愛ドラマは散々ハラハラさせておきながら結局ハッピーエンド編
初めてレビューを書きます。
深夜枠OAの時はほとんど見ていたので,早速購入しました。
ベタドラマ自体は,やはり良いっす。
DVD中で真鍋かをり女史も「今年一番感動したドラマ」のようなことを言ってましたが,
確かに下手な(失礼!)ドラマを1クール見続けるより,ずっと良いっす。
ただ,他の方も書いていらっしゃいましたし,他のサイト等にも書かれてありましたけど・・・。
やっぱり,OA時と挿入曲が違うのは「いただけない」っす。
「OAを見ていない方々」も購買対象にするとすれば,
戦略的にこの価格がギリギリの価格帯ということなんでしょう。
著作権使用料と販売価格設定等の関係で,スタッフの方々も
「断腸の思い」で曲を差し替えたんでしょうけど・・・,非常に残念です。
例えば,今回発売したのを「スタンダード版」とし,OA時の挿入歌を
そのまま使ったものを,少し高い価格帯で「オリジナル版」として販売するってのはどうでしょうか?
売れると思うんですけど。
みんなでたのしむこどものうた 大集合 210曲
現場での使用を目的で購入しました。
わらべうたなんかもあって、正確な歌詞など助かります。
ただ、ピアノ伴奏が目的だったので
メロディだけでなく、簡単だけど歌が引き立つような伴奏をそうぞうしていましたので
ちょっと残念でした。。。
子どもたちの歌声が引き立つような、主旋律がふくまれない伴奏を
期待していたので、ちょっと残念でした。。。
ウクレレ ジブリ
とにかく、疲れていて癒しを求めている人ならぜひ聞いてもらいたいCD。
ウクレレの音色とジブリの音楽で、聞いていくうちに心が軽やかになっていきます。
ウクレレだけでなく、ピアニカやリコーダー、ウッドベース、アルトサックスなども加わっていて、アレンジがとても新鮮!
ただ、ウクレレのみのアレンジ曲がもう少し聞きたかったので、☆を一つ減らしました。
くりいむレモン 魔人形 [DVD]
長澤つぐみの素晴らしい演技を堪能出来る作品です。
海岸で二人が再会するところが凄い。
「憶えていないのか」と詰め寄られた後、機能不全を起こして去って行く時の足取りが、人間じゃないような歩き方になっています。
ついに記憶を取り戻した場面も良い。
焦点が合ってない目付きで振り向いて、失神するまでの一連の流れが素晴らしい。
再び二人が結ばれるシーンでは、一抹の不安を抱えながらも、愛に溢れた姿が美しい。
設定上の技術面では、かなり頑張ってると思います。
PCでTV電話の様に会話しながら、それに重ねてディスプレイにデータが表示されたり、とか。
携帯電話が一度も画面に出て来ない、恐らく意識的にそうしている(すぐに陳腐化する物は画面に出さない)、とか。
「治療」と称して口に突っ込んでるエイリアン・ヘッドみたいな器具は、一切説明が無い分、かえって説得力がある、とか。
しかしながら、ツッコミどころ満載な作品なのも確かで・・・。
死んだ脳を人工知能に置き換えたのなら、予めデータを記録してない限り、記憶なんか受け継がれない、とか。
その人工知能の動力源はどうなってるの?とか。
操作している部屋はあの程度でも良いけど、せめて何処かにサーバーがあるような描写が無いと、とか。
脳に置き換えたハードを一切見せないのは分かるとしても、製造しているクリーンルームを扉だけでも見せて欲しかった、とか。
でも、それだけ欠点が有っても、長澤つぐみの演技で全て補いが付きます。
少なくとも、本編のドラマを見ている間は気になりません。
それどころか、不覚にもラストでは感動してしまいました・・・・・。
「くりいむレモン」で感動する日が来ようとは・・・!
それにしてもこの話、色んな事が全然収拾が付いてないですから・・・続編とか作れそうな感じですね。
キッチン (角川文庫)
「彼女たちは幸せを生きている。どんなに学んでも、その幸せの域を出ないように教育されている。たぶん、あたたかな両親に。そして、本当に楽しいことを知りはしない。どちらがいいのかなんて、人は選べない」。
吉本ばななの出世作。一世を風靡しただけのことはある。研ぎ澄まされたセンスと、後半へ行くにしたがってちょっとあり得ないなと思われてくる多少無理なストーリー展開に包まれ、文学の普遍的なテーマである、生と死、孤独や愛などが、深刻になり過ぎないくらいの加減で語りかけてくる。テンポが良く、独特の文体で読者を引き込む。
ただし、既に言葉づかいや文章が一部古く感じられる。これは時代の変化によるものだろう。その時にもっとも繊細で新鮮な言葉を選んでそこに感性を絡めながら書いたものは、どうしても鮮度を失うのが早くなる。
「ムーンライト・シャドウ」も、失った大切な人をめぐる不思議なエピソードが、切なく、しかしさわやかに表現されており、作品としては良い出来だった。