永久保存盤 ソノシート誕生40周年記念 朝日ソノラマ大全集
発売前にレビューを書くというのも特異だとは思うが、収録曲の変更が行われたようなので
あえて記述しておきたい。
コロムビアのHPにある収録曲と上記の収録曲を対比したところ、
「ひょっこりひょうたん島」関係の曲が全て外れてしまっている。
164. ひょっこりひょうたん島〈ひょっこりひょうたん島〉
165. ワンワン G・Iブルース
166. もしも僕に翼があったら
167. 海賊トラヒゲの唄
168. ひょっこりひょうたん島
169. リカ,リカ,魔女リカ
170. なつかしいむかし
171. ドンドンガバチョ
172. 南ドコニカどこにかあるさ
173. 海賊子守唄
174. ぼくは地球を愛している
宇野誠一郎さんの曲が素晴らしかった。
中山千夏「もしも僕に翼があったら」、熊倉一雄「海賊トラヒゲの唄」、藤村有弘「ドンドンガバチョ」、
「リカ,リカ,魔女リカ」などはいまでも歌詞を憶えている程。
自分の購入動機の40%くらいはここにあった、と思う。
赤塚不二夫マンガ大全 「ぜんぶ伝説のマンガなのだ!!」 (別冊宝島) (別冊宝島 1769 カルチャー&スポーツ)
書店でたまたま見かけて、つい出来ごころで購入したのですが、
これ、メチャクチャ面白いです。
このテのMOOK本にありがちな、つまらないデータの羅列や、
どうでもいいよの解説などなどまるでなし。
御祝儀の花輪のように巻頭を飾るインタビューは、
藤子不二雄A氏、北見けんいち氏という漫画家仲間に加え、知る人ぞ知る名編集者、武居俊樹氏。
まさに赤塚氏の戦友と言える三氏の証言が、最高の「つかみ」となったあとは、
それではみなさん、読んでくださいとばかりに、ただひたすらに、作品のオンパレード。
「おそ松くん」から「レッツラゴン」まで、バラエティに富んだ品ぞろえですが、
数ある作品の中から、特に「毒」を含んだものばかりを抽出したような、編集者の作品選定センスには文句なしの大拍手。
赤塚不二夫という不世出の才能の、ギャグの切れ味、鳥肌が立つような凄味を、十二分に味わえる構成になっています。
この「毒」を含んだというか、はっきり言って「毒まみれ」の面白さは、子供には分かりませんね。
大人の世界です。大人だけが楽しめるもの。
脳ミソにビリビリくるような刺激をほしがっている大人のみなさん。
一度だまされたと思って、この本読んでみなはれ〜。
もーれつア太郎 DVD-BOX Vol.1【完全生産限定盤】
「バカボン」や「おそ松くん」など数々のナンセンスギャグ漫画を生み出した赤塚富士夫氏の代表傑作。赤塚氏の作品の中でも「もーれつア太郎」が一番好きだ。バカボンはパパが理解不能なギャグを行うのが面白いのだが、ア太郎では登場人物達の存在そのものが理解不能だ。人間語を話すミミズ(ケムンパス)、カエル(ベシ)、ネコ(ニャロメ)は公園で暮らし、ブタだけを部下にするヤクザブタ松組みと、尻尾の生えた狸風人間ココロのボスが対立?石より硬い額を持つデコッパチ。死んでないのに体を焼かれて浮遊霊となったア太郎のおとうちゃん。何もかも不可思議だ。話はナンセンスギャグだけではなく、人情や友情や愛などのテーマが入り、涙なしには見られない話もある。DVDBOXで復活するのは嬉しい限りだが・・欲を言えば次世代DVD規格にして欲しかった。次世代規格ならディスク2枚で全話収録だって出来たのではないだろうか?コアなファンしか買わないタイトルだし、値段も高いのだから次世代規格の利点をこうしたBOXに生かして欲しいものだ。今後、発売する長時間のBOXは次世代規格で数枚収録に!そのくらいの度胸が欲しい。
爆笑アカツカ TVショー~赤塚不二夫 アニメ大全~
今日(2008年8月2日)に赤塚不二夫氏が逝去されたと聞き、帰宅してすぐこの作品を手に取りました。
長きにわたってアニメ化された赤塚不二夫氏の作品の主題歌を聞いて、アニメを見ていた当時を思い巡らすのも良いと思います。
もーれつア太郎 DVD-BOX Vol.2【完全生産限定盤】
購入したのは数年前になるが、何度観ても決して飽きることの無い人情アニメ漫画である。シンプルでスッキリな所が良いと思う。戦後の貧しい時代が残っていた部分もあった。とにかく個性豊かなキャラクターが勢ぞろい!テレビでの再放送はほとんど無いのでこのようなDVDがあるといつでも観れて良い。