トゥ・ザ・メタル
ジャーマンメタルの最高峰、ガンマレイの記念すべき10作目!メタル愛に満ちた作品で、疾走曲にミドルテンポ曲、バラードとヴァリエーションに富んだ内容。音的には、マジェスティックとランド・オブ・ザ・フリー2を足して2で割ったような感じで、正統派の印象が強くなっている。キメ曲レベルに達している2の『All You Need To Know』を筆頭に、I want outを思わせる3『Time To Live』、哀愁漂うアップテンポな5『Rise』、血管がきれそうな勢いでカイが歌う7『Shine Forever』、正統派なギターソロがかっこいい8『Deadlands』など収録曲のレベルは本当に申し分無し!若手バンドには絶対に表現できない質がここにある!間違いなく傑作なんだけど、何かが足りなくて星4つなんだよね・・・それが何なのかは聴く側によるのだろうけど、私的には、斬新さとメロディの美麗さが足りないのかな?とか思ってます。
インスタント・クラリティ
元ハロウィンのバンド黄金時代のハイトーンシンガー、マイケル・キスクのソロ1stアルバム。ポップ路線に入っていますがシングルにもなっている2のまだメタルな感じなものや7の元ハロウィンのドラマー、インゴ・シュビヒテンバーグ(故人)に捧げるきれいなバラードなど良い曲もあります。メタルなキスクの頃が好きな人には中途半端な作風になっていますからおすすめできませんがキスクが好きな人には必聴だと思います。星4っつの評価はあくまでもファンの僕の甘い評価です。
ベスト・レスト・レア
1991年、HELLOWEENのベスト盤です。
このベスト盤は、「デビューからKai Hansen脱退まで」の期間のベスト盤です。
Voは、Kai Hansenと、Michael Kiske (「Keeper 〜 II」まで)になります。
選曲は、
「Walls of Jericho」から5,6、シングル曲「Judas」から4、「Keeper 〜 I」から3,7、「Keeper 〜 II」から1,2,9,13で、
シングルB面曲が、8,9,10,11,12となります。
(tr. 9 "Save Us"は、「Keeper 〜 II」収録曲としてカウントしてます。)
アルバム収録曲は、普通にアルバムで聴けます。
また、シングルB面曲は、タイトルで見る限り(細かい○○バージョンとかを気にしなければ)
エクスパンディッド・エディションに収録されているものばかりです。
以下、個人的な意見ですが。。。
「HELLOWEEN初心者」でベスト盤から聴きたい人は、2002年リリースの2枚組ベスト「Treasure Chest」をオススメします。
(「☆-1」させていただきました)
また、「レアトラック目当ての人」には、
エクスパンディッド・エディションの「Walls of Jericho」「Keeper 〜 I」「同 II」の方が、いいと思います。
このベスト盤に収録されていないレアトラックも入手できます。(中途半端なので、「☆-1」させていただきました)
そう考えると、もはや、「コレクター向けアイテム」、
あるいは、「リアルタイムで思い入れがある人」向けだと思います。