賢い芸人が焼き肉屋を始める理由 投資嫌いのための「和風」資産形成入門 (講談社プラスアルファ新書)
大手証券会社のニューヨーク本社で15年間証券アナリスト業務に携わった後、バークレーズ・グローバル・インベスターズの日本法人の社長として15年間、年金運用業務に携わった岡本和久さんの本です。
ちょっと目を引くタイトルですが、中身は、非常にオーソドックスな資産形成のための指南書になります。 タイトルに「和風」資産形成入門と書いてありますが、これは、欧米人の合理性を取り入れつつ、日本人のメンタリティにあった積立投資でコツコツ資産を作っていこうということです。
第1章では、「芸能人の副業の話」、「投資と投機の違い」、「資産運用の必要性」など、幅広いトピックからお金についての正しい考え方を解説しています。
第2章では、まず色々な言い訳をして資産運用をやらない人へ「本当はこう考えるべき」とアドバイスをし、投資は「ARCを押さえれば大丈夫(詳細は本篇をご覧ください)」など難しく考えがちな投資の基本について解説しています。
個人的に一番面白いと感じたのは第3章です。「根拠なき楽観に支配される」、「収穫しなければ気が済まない」、「団体行動が好き」と資産運用における日本人ゆえの弱点について取り上げ、ついやってしまいがちな投資行動の問題点についての解決策を述べています。
第4章では、実際の資産配分の考え方、ファンド選び、買い方まで指南しております。少しでも多くの方に読んで貰い、「投資嫌い」を克服してほしいという思いが込められており、投資に関する知識がない方でもスラスラ読むことができます。 誰でも気軽に読める本でおすすめです。
女が嫌いな女 (文春新書)
「女が嫌いな女」では、女性芸能人に対する一般女性の意見が書かれている。
やり玉に挙がっているのは、ヒロスエやゆうこりん、キムタクの奥様、
女子アナ、イケメンと呼ばれる若手男性など。
そのほか、「教師vs親・生徒」「嫁vs姑」という
いつの時代も対立してしまう組み合わせの事例。
そうそう!ウチも!わかるわかる!
あーやっぱり私だけじゃないんだ(笑)
そんなことをイチイチ呟いてしまう。
おもしろくてあっという間に読んでしまいました。
おもしろさでは☆5つなのですが、
何度も繰り返し読む類の本ではないかなぁ。
ということで☆3つ。
メガネ男子
菊地成孔さんを取り上げているということと、mixi発という話題性
に興味を惹かれて購入しました。
読後感としては、菊地成孔さんが怒るのも当然、というものです。
主にとりげられている箇所は対談で批判の対象として、
名鑑(アンケート)で載っているのがくるりの岸田氏の横、
etc...
さっそく2刷目から写真とアンケートを引揚げるそうで。
近所で2刷目以降を見ることがあったら、どう変化するのかを
確認しておきたいと思います。
「大陸後」(なんだか懐かしい(笑))の皆さまにはお薦めできません。