12モンキーズ [Blu-ray]
専用ルームにて130インチ、7.1ch環境で観賞。
好きな映画と聞かれると、このタイトルははずせないですね。
タイム・パラドックスものでは最高の傑作。
公開当時、何度も映画館へ足を運びましたが、BDの画質で
やっとその感覚が蘇ってきました。
フィルム調を十分残した画質は全体に文句無く、中盤以降は
とても綺麗で、この作品を好きな人であれば十分満足ではないでしょうか。
さすがに大画面であればDVDなどまったく比較にならないかと思います。
冒頭は画質の悪いシーンもありますが、それでもDVD同等とも思えません。
(HDフォーマットですから当たり前ですが・・)
サラウンドの密度の高さ、音場の質感も素晴らしいです。
この作品が好きであるなら、まずはレンタルでもいいので
自分の目で確認したほうがいいと思います。
ストーリーと音の良さを含め、この値段なら文句なし☆5。
12モンキーズ [DVD]
もうちょっと短く作れなかったのか。
ラストがスッキリしない映画だったとは...
でまた同じ繰り返しをするわけなんでしょう。
未来は変えられないってことですか。
ラストが良い終わりだったらこの退屈な気持ちも消えるのに。
The perfect collection 12 モンキーズ [DVD]
テリー・ギリアムの大ヒットSF作品。
2大スターの共演作品でありながら、
ありがちなハリウッド・ムービーになっていないところが素晴らしい。
ギリアム的なディストピア(反楽園世界)の世界観が反映されているので、
これが趣味でない人にはおすすめできない。
物語は、世界の破滅を導くウィルスの蔓延を、
過去に遡って解消しようとするタイムスリップのミステリ。
誰がウィルス・テロの犯人なのか、
また主人公がそれを防ぐことができるのか、
というサスペンス。
ラストはハッピーエンドなのだが、
ほのめかしが控えめなのでわかりにくい。
(監督自身がメイキング・ビデオで種明かししている。)
ギター・ポップ・ジャンボリー~マスターピース BMG Edition
内容はまあギターポップ/ネオアコの名曲がずらりと並んでいる感じです。ただ曲のタイプはバラバラなので、いわゆるミックスCDみたいにスムーズな流れではないですね。ただブロウ・モンキーズ→キュリオシティ→ジョーボクサーズと続くM16からM18の流れはダンサブルなホワイトソウルって感じで好きでした。
さて、わざわざここでレビューしたかったのは、M19でカイリー・ミノーグがプリファブ・スプラウトをカバーしているからです。これはちょっとマスターピースと銘打っているのに、意外でしたが、聴いてみたい感じもしました。かつて、カイリーはセイント・エチエンヌもカバーしていて、意外にも相性がよかったというのもありましたし。で、結果なのですが、テンポの良かった"if you don't love me"が歌い上げのバラードへと変わっていて、ちょっと今ひとつでした。とはいえ、なかなか貴重な音源だと思いますし、パディの曲もこういう風に歌うと、また全然違ったイメージを持たせるということも分かりました。あえて、これを収録した担当者の方に拍手を送りたいと思います。