マインドコントロール2 今そこにある情報汚染
書店でマインドコントロール2を目にして引き付けられてしまい、「マインドコントロール」「マインドコントロール2」共に購入、読破しました。
池田氏の実体験というよりもその経験から生じた好奇心から始めた探求の集大全といった内容です。
世間の裏事情に精通してない方はテレビや大手マスコミでは触れる事のない話に驚くかもしれませんが「世の中の出来事に何か解せないな?」と疑問を持った方々には参考になる本です。
第三章「地震国家・日本に世界一の原発が存在する理由」では軍人の目で原発の恐ろしさについて記載しており、まさに福島第一原発事故直前の発行とは驚かされました。
原発の危険性、日本のテロ対策の脆弱さを指摘しており、この時期だからこそ一読の価値はあるかと思います。
もちろん氏の持論を全て鵜呑みにする必要はありません。
ご自身で探求するきっかけとなり読書や探求が楽しくなるかもしれません。
マインドコントロール 日本人を騙し続ける支配者の真実
戦争を知らない私の世代でも、「戦後の日本が大きな変貌をとげその結果もっとも大事なものを忘れ去ってしまった」と漠然と感じていました。この本を読んで、自分を取り巻くすべての事に対して無意識でいてはいけないと強く感じました。いろんな事がコントロールされていることは他の方の本でも読んで知っていたつもりでしたが、日常生活を取り巻くさまざまな事象や食品にまで影響が及んでいることを知り、家庭を支える母としても知らなくてはいけないと思わされる内容でした。日本人であることを誇りに思うと同時に、私たちが本来の姿に立ち返った時に日本から世界を大きく変えて行けるのではないかと思えてなりません。私の子供やそのまた子供の世代・・いくつもの世代にわたって、美しい地球が残って行くことを願います。
汚染地帯(紙ジャケット仕様)
74年の2nd。前作よりも実験的、フリージャズ・ノイズ・現代音楽といった要素が強まり難解な部分が多くなる。前作のようなノリが良くスピード感のある作品を期待していたので、初めて聞いた時はかなり面食らった。理解できないが、ただただ怖い…そんな印象だった。だが、聞いている内にその異様な世界に引き込まれていった。嫌でも思わず息を呑んで耳を傾けてしまう、エネルギーと緊張感に満ちた演奏が繰り広げられる。1曲進むごとに、インプロヴィゼーション、即興の要素が増えていき、形の整った音楽がどんどんと解体され拡散していくようなアルバム全体の流れも知的で面白い。
「赤い彗星」は前作、「7月、8月、9月(黒)」と同系統。バルカン、アラブの民族色が充満するテーマで突進。歌詞はギリシャ語、ボーカルパートは落ち着き、アクの強すぎる唱法で朗々と歌い上げる。エンディングに重なってくるオルガンがドラマチック。「ゼロ成長」この曲かなり好き。突如壮絶な勢いで走り出す演奏。切りかかってくる刃のようなギター、謎めいたエレピ。破壊的に弾きまくるギターソロは鬼気迫る。パッと演奏が途切れダークなピアノが零れ落ちる展開はスリリング!「妖術師」は暴走する重戦車のような演奏が怖いほど迫力満点。視界が闇に閉ざされるような即興演奏。めちゃくちゃなエレピとドラム。崩壊ギリギリの所で無理やり形を留めて進むような演奏。最後、頭が変になったとしか思えないボーカルの奇声とノイズが続く。「蜃気楼」は首を絞めて搾り出すような奇声とノイズ、聞いてるだけで気が狂いそう。フリージャズに発展するも、意識があっちの世界へ飛んでしまったようなムードは変わらず。中盤、降霊術か悪魔の召喚でもするような叫び声はもうヤバすぎ、そしてガラスの炸裂音!怖すぎる。「ロボトミー」はキーキー耳障りな電子音が鳴り続ける。前衛を究極まで突き詰めると、最後はこうなるってこと?
放射能で首都圏消滅―誰も知らない震災対策
あまり知らされていない、「東海地震で浜岡原発が爆発し、首都圏まで被爆する」原発震災の、現状と対策方法についての本です。
学術的な言葉や文字ばかりのありがちな本ではなく、小学生でも理解できるくらい丁寧な文に、グラフやイラストが付き、1ページずつの読み切りの構成になっているので苦がなく読むことができます。
浜岡原発の現状のずさんさを告発するためだけの本ではなく、あくまで、読者が自分とその家族を自分の手で守るための対策について書かれているので、読んでなおさら怖くなったということはありません。むしろ、知ってよかったと思えます。
とはいえ、地震は天災でも原発事故は人災。志賀原発のように浜岡原発も運転差し止めになり、早く本屋からこの本が消える事を望みます。
.hack// 侵食汚染 Vol.3
いや〜面白いけど疲れますね。3になってザコ敵が超強くなってますね。「大丈夫」って思ってると死にますね。つうか、本当にだんだんあきてきますね。こんなんで俺、4出きるか心配です。