アデル/ファラオと復活の秘薬 [DVD]
TV-CMで予告編を見たときは”エジプト探検アドベンチャー+恐竜モノ”っぽく、
劇場へ行こうか・・・と思っているうちに公開終了。
待ってましたDVD発売・・・ああ・・・コメディ作品ですか。
主演のルイーズ・ブルゴワンは、美人なのかどうなのかビミョーな線ですが、
お風呂のサービスシーンはOKです。
衣装をとっかえひっかえするところも、やはりフランス映画、素敵だと思います。
刑務所から博士を連れ出す計画(無計画)がことごとく失敗しますが、
そこは3回まででお願いしますよ。
ギロチンの誤作動で執行人が・・・ブラック過ぎて笑えません。
妹が重体に陥った原因・・・ありえねぇ!しかも双子だったの?
せめて並んで立つシーンでは、ゲタを履かせて身長を合わせたらどうですか。
ラストシーンはアレに乗って終わるのですが・・・続編は無理かなぁ・・・多分。
麗しき瞳よ~ヘンデル・アリア集
声楽の凄い人って声量が有り上手いんだけど表現が押し付けがましかったり大味だったりしてアルバム買って聴いた人ってバーバラ・ヘンドリックスくらいなものでした。 ところが森さんはそういう所が全く無い… もっと技巧的な感じかなと思ったら凄い丁寧に原曲の持ち味を引き出すしなやかで繊細な表現が上手いシンガーなんですねぇ、少し細い憂いを帯びた声が素敵でついつい引き込まれます、高い方はスッと爽やかに抜ける感じで最大の魅力は柔らかな中音域が太過ぎない油っこくない事!適度な声量のキレいな声に清純なる色気がほんのり、堪らないですね。 彼女の声を小編成のアンサンブルが上手く引き立ててます… ってか日本の古楽器の最高峰の方々なんで当然か(笑)バロックの弦楽器の慎ましやかで穏やかな響きは格別です… 途中に挟んだシンフォニアとソナタが格調高く上品さに溢れていて良い、当時のサロンの演目そのままですね。ワタシはバロックは古楽器が常識の現在で声楽だけはバッハだろうがヘンデルだろうがモダン楽器の大編成つうのが遅れてる気がしてた、そういう意味合いにおいて画期的な作品かも知れないですね。 バンマスの寺神戸さんを差し置いて何なんだが、初めて聴くんだけどオーボエの三宮さん素晴らしいです、一曲目なんか音色が柔らかな音でトランペットかと思った、森さんの歌に寄り添う最高の歌伴ですね。このアルバム聴き始めて、 「何だかヘレン・メリル・ウィズ・クリフォード・ブラウンを聴いてる感じだなあ…」 って漠然と思ったのです、ジャケも青いし(笑)この作品も今の評価以上に後世のリスペクトを集める作品になれば良いね。次はやっぱりバッハのアリアの名曲をこの編成で聴きたい!って有田さんのトラベルソが入ると最高です、スカルラッティも良いかな、楽しみですね。
SANWA SUPPLY TAP-TR8 海外電源プラグ
ヨーロッパ全域でほぼ使えるとされるタイプC。フランスでデジカメ充電用に使うために購入。
デジカメは、パナソニックのルミックスFX−35。
このデジカメの充電器は100〜240Vまで対応しているため、変圧器は不要とのこと。
それゆえ、この海外電源プラグのみ購入すれば足りました。
見た目は全然オシャレではないですが、飛行機に乗ったりと逆に無骨で頑丈な方がいいため、これでも全然問題なさそうです。
第一、とても安いですし・・・。
知らないと恥をかく世界の大問題2 角川SSC新書 (角川SSC新書)
私自身の情報入手手段にはテレビは入っていません。新聞は喫茶店で読む程度で、月2回および月1回発行の雑誌で入手しています。つまりテレビや新聞では「点」の情報しかはいりませんが、雑誌では経緯を説明した「線」あるいは「面」の情報が入手できるからです。
本書の前作を読んだのは2009年の年末。前作は「そうだったのか」とか、「そういえばそうだったな」といった新鮮さやリマインドがありました。
本書は主としてその後の経緯を追っています。そのためここ1年余りの「線」の情報入手には適していますが、あまりにも語られている期間が短く感じられました。「そうだったのか」という説得力はあまりなく、世界の問題に対する自分の知識の再確認と整理として役に立ったと感じています。
ただややこしい事象をわかりやすい例えで書くという著者のポリシーは生きています。いつもに比べて皮肉に取れる表現が多いのは気にかかりましたが。
ソングス・フロム・ザ・ハート
アイルランドで有名だと言われている「ニル・シン・ラ」の繰り返しのリズムに惹かれました。アイリッシュ音楽特有の音階とマレードによるフィドルのサウンドによって、時代を超えて口伝えで歌われてきた音楽が現代に蘇った感じです。アイリッシュの濃い空気感がケルティック・ウーマンという存在を際立てていると思いました。
バグパイプのイントロで始まる「アメイジング・グレイス(トラディショナル)」でのクロエ、リサ、リン、アレックスの美しいハーモニーはまさしく天上の音楽と言える豊かな響きと広がりを感じさせるものでした。ユニゾンの力強さと女声合唱特有の密集和音が織り成すハーモニーの変化が、この有名な祈りの音楽に相応しい雰囲気を作り出していました。伸びやかで透明感のあるソプラノは、ケルトに伝わる妖精のようであり、万人に愛される歌声だと思います。
マレードのフィドルによって演奏された「ザ・コースト・オブ・ガリシア(トラディショナル)」は、遥か古から脈々と流れるケルト音楽の雰囲気が感じられました。繰り返し弾かれる特有のフレーズからケルトの歴史やアイルランド民族固有の文化の奥深さを感じました。
確かに名プロデューサーのデヴィッド・ダウンズ(ミュージック・ディレクター、指揮者、作曲家、アレンジャー)が音楽監督を務めていることで全体の統一感やサウンドの個性が感じられるでしう。
どれも心が癒されるような優しい歌声に満ちていました。彼女たちのビブラートの少ない透明でナチュラルな音楽がリスナーの心の奥底に届き、琴線に触れるからこそ全世界の人に愛されているわけです。