Sadistics
楽器を触る者であれば誰しも、自分は天才じゃないかと思うくらい思うままに演奏できる時期が訪れる。それがちょうど、同じような時期を迎えている者同士のバンドであれば尚更だ。80年代初頭のカシオペアなんかも奇しくも同じだが、ことサディスティックスに至ってはイギリスを暴れまわったあとの丁度この頃がまさにそれである。
バンドの運命は残念ながらミカバンドの「惰性」で始まったものではあったが、このファーストはまだ本人達がミカバンドでやり足りなかったジョーク?も加えた、しかし世界的なクロス・オーヴァー・ブームとも呼応した完成度の高いものである。
サディスティックスの素晴らしいところ。高中氏の「カッティング」が全編に渡って聞ける(現在では考えにくいものだ)・後藤氏の唸るスラップ(感動)・意外に見落とされがちな、今井氏のリリカルなピアノ・そして溌刺とした何者も太刀打ちできない切れ味鋭い高橋氏のドラム!このファーストにはこれが縦横無尽・十二分に満載されている。凄すぎ。
哀しいのは、本人達の語る通りここに「魂」がなかったことか。聴き終わって「あ〜楽し」で終わっちゃうところ。セカンドを聴きたいかと言われると「まぁこれ1枚あればいいわ」になっちゃう。まさかレコード会社さんもそのノリでこれ1枚だけになってるのか?『ライブ・ショウ』は出してよ!
秘書はスーパーサディスティック (ガッシュ文庫)
タイトルが直球すぎてやや気遅れしましたがS眼鏡攻に飢えていたので購入しました。
平凡な主人公が大企業の会長の孫の代役として抜擢され、攻により教育される、というよくある身代わりものですが、無理めな展開も無難におさめ、文章も読みやすく楽しめました。
前半の攻の秘書の行動はドSというかいじめに見えるような…
(プールに突き落とすというのは大人としてどうだろう(^_^;))
受も前半は真剣に嫌がっているし、脅迫しながら行為に及ぶあたりはこらこら犯罪だよと言いたくなりましたが、攻の熱烈な愛情表現に後半あたりから受がほだされて甘い感じになり、最終的にドSの秘書はわんこ攻に。
さらっと読めて後に残らない。
イラストも癖がない上手さで読者を全く邪魔をしない(これは貴重では)。
正直総合的に物足りないですが、ブレイクタイムにちょうどよいBLではないでしょうか。
穂花 サディスティック痴女ナース [DVD]
穂花といえば噂によると元千葉の方で本当に
看護婦をしていたらしく、それが本当なら看護
婦プレイはお手の物だろう。痴女風なシチュエ
ーションが多くカメラ目線も他の作品に比べて
多い。コスチュームも看護婦風のボディコンも
あり絡みの部分ではブラを外してない部分もあ
り細かい所もツボを押さえた作品になっている。
20 Songs to 21st Century -BEST OF SADISTIC MIKA BAND-
70年代、日本がフォークブーム真っ只中であった頃に登場した彼ら。日本のグラムロックでミカバンドは欠かせない存在、そんな彼らのオリジナルアルバムをほぼ完璧にマスターしている。そしてアルバム未収録であった『ハイ・ベイビー』が初めて収録された貴重な一枚。
虹伝説 [DVD]
昔のLD編集にありがちな内容でしたが、構成も含めて、観る作品としては、今でも十分お勧めできます。高中氏以外のバンドメンバーも、かなりのテクニックで、バンドとしてのグルーブ感も素晴らしい作品です。
しいて言えば、もう少し価格が安くても良いのかなぁ、と思います。