リチャード・カールソンの楽天主義セラピー
本書を読むと抱えていた悩みの多くがフッと無くなってしまいます。例えば不愉快な思いをしたとき、誰かやその物事が自分を不愉快にさせたと思いがちですが、要は自分がその物事に対して不愉快に思ったのに過ぎなくて、自分が自分を悩ませている。ということに気が付くはずです。繰り返し読むことでストレスや悩みの解消になると思います。
ここがウィネトカなら、きみはジュディ 時間SF傑作選 (SFマガジン創刊50周年記念アンソロジー)
う〜ん、いいですね!このSFマガジン創刊50周年記念アンソロジーの第2弾である「ここがウィネトカなら、きみはジュディ」は、この表題作を読めるだけでももう感激です!この表題作は、今は絶版ですが、かつて、新潮文庫から出ていたタイムトラベルのアンソロジー本としては非常に秀逸でSF小説が好きな者にとっては有名な「タイム・トラベラー-時間SFコレクション- 」(浅倉久志、伊藤典夫・編)にも収録されていた名作です。当然、僕はこの本を買いますが、今から、この「ここがウィネトカなら、きみはジュディ」が読めるあなたが、羨ましいです(笑)
番ねずみのヤカちゃん (世界傑作童話シリーズ)
夜の読み聞かせの本を選ぶ時のエッセイに、『最後の1冊は、穏やかなものを。なんていう必要はない。 子供が1番好きで興奮する本を親子で楽しみ、余韻を楽しみながら、消灯。』という1節があった。 その中で紹介されていたのがこの本。 こどもは、決まり文句がだーい好き。 ママの言うことはわかってるんだけど、ご期待にそえないヤカちゃんを、自分に重ね合わせて今日も小冒険の夢の中へ。「うん、わかったよ。おかあさん。」と、言いながら。
風の馬 [DVD]
舞台は中国統治下のラサ。チベット人歌手ドルカ、その兄で定職のないドルジェ、二人の幼なじみで尼僧のペマ、ドルカの恋人ドアンピン(中国人)、ラサに滞在中の西欧人女性エミーを中心に物語が進んでいく。ドルカは恋人ドアンピンの助力もあって全国デビューのチャンスを得る。しかし、その頃、僧院にはダライ・ラマの写真を保持・掲示を禁止するという通達がなされる。仲間の尼僧が逮捕され、たまりかねたペマは街の中でダライラマ支持を叫び、逮捕され、拷問を受ける。瀕死の状態で釈放されたペマはドルカの家に引き取られる。この事件に影響を受けたドルカは、テレビカメラの前で毛沢東を賛美する歌を歌う気にはなれず、全国デビューの機会を逸してしまう。
そして、ドルジェとドルカは、ドルジェが知り合ったエミーのビデオカメラにペマの体験したことと訴えを録画して国外に持ち出すことを計画する。しかし、この計画は、チベット僧のスパイ行為もあって中国当局に察知され、エミーはビデオカメラを没収される。ペマはドルカの家で息を引き取り、身の危険を感じたドルカとドルジェは、ドアンピンの用意してくれたトラックで国境近くまで行き、徒歩でネパールへと脱出する。二人は、チベットを去るとき、峠に落ちていたルンタ(タルチョ:お経などが書かれた小旗)を空にばらまく。
決して洗練されたストーリーとはいえないかもしれないが、中国統治下のチベットでチベット人がおかれている状況がよくわかる映画である。ペマが受けたような拷問は現在でも行われている。そして、ドルカとドルジェのように、中国統治下のチベットに見切りをつけて亡命する人も後を絶たない。また、この映画は、厳しい統制をかいくぐってチベットとネパールで撮影されたことから臨場感がある。
マンハッタン・ミッドナイト [DVD]
ダイ・ハード4.0でマギー・Qのファンになり、この映画もDVDを借りて観て見ましたが、ダイ・ハードのときとはまた違ったマギー・Qの魅力が出ています。
しかし、映画自体はストーリーの意味がひどくわかりにくい上、登場人物の心理が主人公の殺し屋に都合よく出来すぎで違和感がかなりあります。
マギー・Qは主演ではなく助演で、主人公のアクションシーンが本来のメインらしいのですが、完全にマギー・Qに存在感をもってかれている感じです。
主人公のアクションシーンにかんしてはかなり疑問符のつく出来で、同じ暗殺者が主人公のジェイソン・ボーンの一連のシリーズを観てしまったあとでは恐ろしくお粗末な感じが否めません。
最大の魅力はマギー・Qの美しいヌードシーンでしょうか。