細野真宏の世界一わかりやすい株の本
細野氏おなじみ「わかりやすい」シリーズの株編。
書籍の紹介や解説は、本の内容や流れをわかりやすくまとめて伝えるのがいい方法だろう。
しかし、本書をわかりやすく紹介するとなると「わかりやすい本です」としか表現できない。
本書の内容をこれ以上わかりやすくまとめるのは不可能。
裏表紙に「芸術的な域に達した独特な表現手法の集大成」とあるが、
ここまでくるとまさに芸術品。
読者の脳に直接訴えかけているとしか思えないのだ。
株の本は難しい上に厚くて読むのが苦痛に感じる人もいるだろう。
しかし本書は驚くほど薄い。また、文字も比較的大きく、改行もふんだんに入れられているので非常に読み易い。
しかし内容は驚くほど的確で濃い。
本書だけでは足りないが、これから株を始めようとする人や現在勉強中の人は必読。
ビジネスマンのための「発見力」養成講座 (ディスカヴァー携書)
内容は平易で分かりやすい。
新幹線の切符が出てくる順序など、様々な事例から、
「興味を持って見る」ことの大切さを全編を通して説いている。
怠惰な日常を反省して、アンテナを高くする良い動機付けになるかもしれません。
しかし、「発見」をいかに生かすか、次の一手は何をするのか、など、
行動の第2弾は明確にされていない。
読者の宿題なのでしょうか。
株トレーダー瞬
なにかと否定的な評価も多く、その指摘で同意することも多いですが
私はいいと思います。
「金持ち父さん、貧乏父さん」で出てくる学習ゲーム”キャッシュフロー”でも
同様の批判もありますが、(現実の世界を反映していない、単純化されすぎている等)
あくまできっかけの教材としてはとてもよいと思います。
それにフィクションでも学べることは多いですし、厳しい”現実”に二の足を踏んで
踏み出せないよりも、フィクションでイメージを高めて、興味を持つきっかけになる
ことはそれだけで意味があります。
そもそもアニメ絵のジャケ、ハリーポッターのようなメガネ少年、ツンデレ(?)ヒロイン
という情報だけで、大人が本物志向で手に取るものではないことは明らか。
ただ、限定条件の株シュミレーションであることは先に明記しておいたほうが
よいかも。
このゲームはテクニカル手法でのスイングトレードをメインとした、かなりフィクション色
ゲーム娯楽性が強いものです。
ファンダメンタル手法を本で読んだ人には「何を手がかりに売り買いすればいいんだ?」
ということにもなるし、バイアンドホールドで配当狙いなどではまったくないです。
子供の憧れとして、世界を救うヒーローやスポーツ選手だけではなく
ビジネスの分野にも目を向けるようになることはとても素敵だと思います。
仕手株でしっかり儲ける投資術
仕手株を積極的にやっていこうと思っているわけではないけれど、たまたま紛れ込んでしまう可能性もあると思い買ってみた。全体として文章もとても読みやすくわかりやすい。仕手株を狙おうとしている人には役立つのではないか。
基本としては、初動の株価から1.3倍以内で買うということ。出来高が多いうちに売っていくということ。2度目の買い場にはリスクを犯して飛び込まない事。などだろうか。仕手株の見分け方なども載っている。
マネー・ゲーム 株価大暴落 [DVD]
よく仕事場にかかってくる不動産や株の勧誘電話…アメリカにもあるね
映画自体は退屈しないけど、恋愛ネタや親との確執、サスペンス性などを欲張り過ぎてやや消化不良、主人公は本当に成長したのか?とつっこみたくなる
電話営業してくる不動産会社や証券会社の営業をやっている方々に見てもらって、自分達を見つめ直して欲しい映画かな(笑)