女神転生I・II 召喚盤・合体盤
はじめに、既に書かれていらっしゃる皆さんと内容のダブる部分がありますのは平にご容赦です。
20年も前の作品ですが、今聴いてもその新鮮さ完成度の高さとに驚かされますよ。
当時はホントに飽きるほど聴かされたものだったのに…。
やはりこれはひとえにミュージックスタッフの皆さんが当時のFC音源の限界に挑んだ努力の賜だからなので
しょうね(作曲した増子司さんは面白おかしくブックレットで懐述しておられますが、実際には当時の現場は相当
ハードな修羅場だったそうです)。
そうそう。このブックレットの内容も60ページ近いボリュームもさる事ながら、何か(いい意味で)人をくった様な
コミカルな舞台裏コンテンツも少なくなく、ゲーム作品とのギャップにニヤリとしてしまいがちですね。
そして本題。…収録された各曲を聴く度、遙か過ぎし日にモニター前で固唾を呑み続けた数々のシーンが思い出されて
困ります。
DAEDALUSやExplorerの背筋を脂汗が伝う緊張感やDeathMatchでの鳥肌立ちまくりな焦燥感、Hallucinationの寂しくも
どこか懐かしさすら覚える安らぎと癒しの調べやANFINIの脳天に沁みるが如き冷たく硬質なメロディー、そして
一攫千金における脳天気な王道ロック等々、変な言い方ですけど各曲すべてのキャラが見事に立っております。
オリジナルの「召還盤」だけでもお腹一杯なのですが、さらにアレンジVer.の「合体盤」も追加の2枚組という
構成も嬉しい限り!そしてまた合体盤の出来もまたなかなかのものですよ。
初期からの生粋のメガテニストには無論の事、若年層のファンの皆様にだってお聴きいただいても絶対に損はさせ
ません。何と言っても、あの頃のクリエイター達の熱い血潮が凝縮されたアルバムなんですから・・・。
自分にとっては、棺桶にまで持って行きたいサントラです。
最後に、多少褒めちぎり過ぎ且つ抽象的な内容になってしまって面目ないw
真・女神転生II
私は小学校の頃SFC版をしましたがクリアすることができませんでした。
そしてPS版が出ているのを見て買いやってみました。
先の読めないストーリーや悪魔合体等他のゲームにはない
おもしろさがあります。
唯一つだけ私的に残念なところが
中盤まではレベル上げやマッカを貯めないと
いきなり難易度が上がるので難しかったのですが
中盤あたりからガクッと難易度が下がってしまいました。
でも中盤あたりからのストーリーは楽しかったので問題ないです。
デビルサマナー葛葉ライドウ対コドクノマレビト(2) (ファミ通クリアコミックス)
ゲームでは感じられない悪魔のサイズがコミックでは縦横無尽に描かれていて好評価。とくに二巻対女郎蜘蛛で呼び出される悪魔のサイズは漫画ならでは。世界観の表現も良好。ゲームでは登場しないライドウが通う学校も組み込まれてより深く世界観を楽しめる。凪はまた出てきませんかね? ホラーでグロテスクな部分もあるが、それを感じさせないのは正しく大正浪漫に準じているからだろうか。あと、初代キョウジは出てこないかな?
DIGITAL DEVIL SAGA~アバタールチューナー~1&2 Original Sound Track 完全体
待ってました!もー幸せ!!!
「女神転生」以来、シリーズをプレイしていなかった私がハマッた理由は、まさにこの音楽にあったといっても過言ではありません。
メガテンはハードロックだ!(特に2枚目)と思っていましたが、ピアノやアカペラでしっとりと歌う曲もあり、ゲーム中のさまざまなシーンが思い起こされ感慨深いものがあります。
DDSでは、音楽の素晴らしさにしばらくゲームの手を止めて聞き入っていたことを思い出し、2では、戦闘曲の激しさの中にも切なさがあり、気分が盛り上がり(下がり?)泣きながらプレイしていたことを思い出しました。
ゲームミュージックという以上に、完成度の高い音楽だと思います。
発売当初の今なら、作曲した目黒氏のコメントが全曲分、メガテンのポータルサイトに載っていますのでこちらも必見!
真・女神転生 サウンドコレクション
女神転生は音もいい☆
どうしても、金子氏の方へ注目がいってしまいがちだが、音楽もいい。今年は「真・女神転生III」が発売され、「金子一馬の世界展II」も開催されたメガテンファンにとって熱い年です。このメガテンのベスト盤といえるCDで今までの女神転生の歴史をプレイの思い出と共に振り替えるもいいと思います。
個人的には『真・女神転生III-NOCTURNEオリジナル・サウンドトラック』とあわせて聴いて欲しい1枚です。