ナイフ (新潮文庫)
私がはじめて重松清さんに出会ったのは、NHKの「にんげんゆうゆう」でした。その番組の中で重松さんは「いじめの根本」の様な話をされていたと記憶しています。そこで、よしこの人の本を読んでみようと思い、生まれて初めて「読書」に挑戦してみました。すると、どうでしょう「本」にのめり込み、楽しくて楽しくて!特にこの「ナイフ」や「半パンデイズ」等は、子供の素直な心やその大切さを教え、おとなのエゴを考える。そんな作品だと感じました。真に子供のことを見つめて欲しい・・教育者の方々に是非読んでいただきたい作品です。
ナインティナインのオールナイトニッ本 (vol.1)
最高ですね。ナイナイの声が若い若い。15年前ですからね。内容はリスナーにはたまりません。某DJとの第一次矢部戦争勃発事件、某歌姫との第二次矢部戦争勃発事件、ヤノヒロミノ種馬大作戦事件、岡村ジャブロー事件、あこがれのとんねるず、まだまだCD二枚の内容はありますが買って聴く価値あります。自分は車の運転中に聴きましたがニヤニヤが止まりませんでした。外から見たら危ない人状態でしたね。本の内容も最高で終始ニヤニヤですね。リスナーでない人でもこれを見ればラジオを聴いてみようかな?ってなるはずです。ちなみに自分はリスナー歴9年です。
マイ・フレンド・フォーエバー【字幕版】 [VHS]
三回観ました。三回とも感動しました。あ、今日も観たから四回か。脚本と役者の演技がほんとに良いですね。特に脚本に関してはパーフェクトとしか。すべてのシーン、会話があるべくして、自然な流れの中に置かれているんです。もちろん感動的なFriendshipのお話だけど、エリックが何故、デクスターに近づいていったのか。何故、川をいかだで下ってまで治療薬を取りにいこうとしたのか。友情だけが彼らを動かしているんじゃないって分かったのは三回目に観たときに初めて分かりました。冒頭でエリックが授業中にもかかわらず、ナイフで椅子をカリカリ削っているところから最後の葬式後のシーンまで、すべてに意味づけがあるなんて。ほんとに緻密に練られた脚本ですね。そして本題はThe Cureっていうんですけど、なんでマイフレンド・フォーエバーなんて邦題になってんだか。これはほんとにナンセンスですよね。確かにいかにも感動作っぽい分かりやすさはあるけど。本題にこそ大きな意味があるように思いませんか?まさにこの映画のタイトルって感じだと思います。とにかくこれだけ素晴らしい脚本の映画は初めてです。もっと評価されるべき映画じゃありませんか?
緑黄色人種
うああああ、なんという事なのだ・・、
こんな芸術家がいるなんて・・・。
発想のすごさ、
この人が放つ考え方、
物語性・・・
全てが衝撃的で
ただただ僕は感動する事しかできなかった。
出会いはHIPHOP好きな友達の家に行ったときの事、
僕は生まれてこの方、ロックやパンクといった表現方法の音楽しか聴いた事がなかった、
その友達は僕に色々とおススメの音を聞かせてきたのだが、
あまりにも縁のない音楽、
そしてHIPHOPという音楽を毛嫌いしていた。
ある時いままでとはまったく変わった、
物語性のある曲がながれてきた、
このCDに入ってる「少年ナイフ」だったのです、
それを聞いた僕は、
「へえ、こういう物語を歌う人もいるんだ、」と感心し、
「星の王子様」で完璧にはまってしまいました、
これを聞いた時の衝撃は、それはそれは
とっても大きなものでした・・・
久々に音楽でこんなおおきな衝撃をうけました。
11分もあるこの曲は
星を旅する歌なのですが、
素晴らしい程に曲の世界へ入り込む事ができます!
「そうか、ラップでこういう表現の仕方もあるんだ、
なにも、怖そうな人達だけがラップをしてるわけじゃないし、
自己表現だけがラップではないのか・・・」
ロックやパンク以外には聴かないという、
馬鹿げた考え方を一気に粉砕してしまったこの人、
星5つじゃ足りないほどの感動をあたえてくれた!
本当にありがとうございました!
この作品は地球に残すべき名盤です!
新世紀エヴァンゲリオン (2) (角川コミックス・エース)
アニメをみる前に漫画の方を読みました。アニメよりもストーリー性を重視して、キャラクターの細かい心理が描かれているので、わかりやすいです。
アニメのシンジがウジウジして主体性がないのに対して、漫画の方のシンジは、前向きで人の事を考えている気がする。それが、この巻の「少年とナイフ」でも表れている。
アニメのシンジは、「逃げちゃだめだ、逃げちゃだめだ」とちょっととち狂ったかのように敵に向かっていたが、漫画の方が、ミサトの忠告を無視して、勝手にトウジたちをエヴァにのせ、反抗期の子供のように敵に向かっていった。
アニメとは、違った展開をみせるのか・・・。