エンジェル・ダウン
待ちに待たされたSebastian Bachのソロとして純粋なフルアルバム。
内容は・・・佳作といったところでしょうか。
色々なタイプの曲が詰まっており、
色々なSebastian Bachの歌声が楽しめます。
これを色とりどりと取るか、統一感がないと取るかは、
個人の「アルバム」に対するこだわりによるところかと。
全編、所謂「今風」のヘヴィでスタイリッシュな音作りになっており、
SKID ROWの独特のクサさを求めると、肩透かしを食らうかなとは思いますが
Sebastian Bachの歌声は、衰えを感じません。
独特の枯れた声や高音。
Sebastian Bachの歌声に魅了された人間としては
楽曲の雰囲気よりも、この歌唱に「これだよ!これ!」と叫びたくなります。
「Sebastian Bachに何を求めているか」によって評価が分かれるかと思います。
私は、純粋に再びSebastian Bachの歌声が聴けて、純粋に嬉しい。
VIDEO KILLED THE RADIO STAR 伝説のビデオ・メイカー ~ウェイン・アイシャム [DVD]
演奏シーンが主流だった1970年代のプロモフイルム&ビデオ。もちろんアーティストが演技する短編映画風の作品もありましたが、コンセプトビデオを確率したと言われるのが「哀愁のマンデイ」の監督デビッド・マレットです。ドキュメンタリー本編では、クイーンやデヴィッド・ボウイからAC/DCまで器用なところを裏話と一緒に語ります。
MTV開局時には番組が成立するだけの映像があったわけですが、“MTV前夜”の英TV番組「ケニー・エヴァレット・ビデオ・ショウ」の思い出をマレット監督とボブ・ゲルドフが語る特典映像を興味深く見ました。「シングルがヒットするのはパンクとして格好悪かったから、一番ヒットしにくい曲を選んだのに、このバカ(監督)が気に入ってビデオを撮ってNO.1ヒットになった」と語るゲルドフの証言は非常に生々しい笑い話です。
カバーの写真はAC/DCですが、イギリス音楽シーンの1970's後期/1980's初期が身近に感じられる曲と証言が詰まっています。ビデオデッキで「ベストヒットUSA」「SONY MUSIC TV」を録画しまくった方は、何度も楽しめる高密度のDVDだと思います。
フォーエヴァー・ワイルド [DVD]
SKID ROWでのホームビデオ(Oh Say Can You Scream・Roadkill)
を想像していただければこのDVDがどんなものかわかるでしょう。
アメリカでのセバスチャンの番組Forever Wildの映像を
使ってるのは、見るチャンスのない日本のファンは嬉しい限り。
Hollywoodでのライブはなかなかいいんですが、
上記のSKID ROWのホームビデオのように、曲ごとにライブ会場が
違うようにしてほしかった。この辺を考慮して☆4つにしました。
SKID ROW時代からソロ時代までの曲の解説映像は最高です!
こんなエピソードがあったのかと。
最後に新曲も聴けますよ。
ファンなら楽しめること間違いなしです!
SIAM SHADE トリビュート
国内最強ロックバンドは、海外最強の布陣により、更に激しくメロディックに進化した!
SIAMSHADE好き、洋楽好きな人、どちらにもオススメ。解散して尚、色褪せず魂を揺さ振ってくれるバンドです。
ただ…今更過ぎるのも事実なので、マイナス1点としました。
黒執事 1 (1) (Gファンタジーコミックス)
1巻から店頭で売切れが続く漫画だったので、興味があり買ってみました。
一番に感じたことは、『イラストが繊細かつ綺麗』、『内容が薄い』、『キャラクターに個性が欠けている』です。
ストーリーの展開が予想出来、他のお客様も言われるように、主従関係やキャラクターの性格がどこか"tactics"や"魔探偵ロキ"を彷彿とさせます。また、セバスチャンの異質さが"脳噛ネウロ"と被るのは私だけでしょうか?
しかし、絵がとても繊細で綺麗なので、ゴシックやロリータがお好きな方、絵や設定に萌える方には持ってこいかと。私も最後にセバスチャンが言った、言葉遊びのような台詞には思わず口元が緩みました。
以上の点を踏まえて★★★です。