不安の種 (1) (ACW champion)
~近年盛り上がりを見せている『新耳袋』などの実話系怪談と同じ根っこを持っている。
この作品の場合は実話系怪談よりもさらに枝葉を切り落とし、恐怖が生じる瞬間のみを描いている。
感覚的に言うと、怪談話を聞いた後、夜中に一人でいる時なんかにふと思い出して
背筋を冷たいものが走る、その瞬間に脳内で想像されている嫌な予感=不安を
~~
マンガとして再現しているような感じ。~
不安の種+ 1 (少年チャンピオン・コミックス)
~近年盛り上がりを見せている『新耳袋』などの実話系怪談と同じ根っこを持っている。
この作品の場合は実話系怪談よりもさらに枝葉を切り落とし、恐怖が生じる瞬間のみを描いている。
感覚的に言うと、怪談話を聞いた後、夜中に一人でいる時なんかにふと思い出して
背筋を冷たいものが走る、その瞬間に脳内で想像されている嫌な予感=不安を
~~
マンガとして再現しているような感じ。~
不安の種 全3巻 完結セット (ACW champion)
世の中には大きくわけて、「得体の知れない不可思議なもの」に対して恐怖を感じる人と、グロやスプラッタ、現実の猟奇事件に恐怖を感じる人の二通りがあります。勿論どちらも怖いよという人もいるし、どちらも怖くないという人もいるかと思いますが…。
この本は「得体の知れないものへの恐怖」系です。
私はどちらかというとグロ系が苦手で、得体の知れない系統には全く恐怖心を感じない質なので、そういう意味ではぜんぜん怖くありませんでした。でも、そういう系統が苦手な人にはかなりの怖さがある作品だな…と思いました。
そういう怖さを味わうのが好きな方にはお奨めです。
絵は上手いし、リアルな描写だし、子供騙しな印象は一切有りません。
現実に起こりそうな恐怖がここにあります。