夕陽のガンマン アルティメット・エディション [DVD]
イーストウッド&レオーネのマカロニ・ウエスタン第2弾として知られている作品ですが、見た人は誰もがリー・ヴァン・クリーフの魅力にしびれるはずです。着ている服(お洒落)も持っている銃(詳しくは判らないけどあの組み立て式の長くなる拳銃)もパイプ(葉巻でない!)も全てが渋くて格好いい。アメリカの西部劇には出てこないタイプのガンマンだし、なによりも眼光の鋭さが射撃の名手の賞金稼ぎにぴったり。有名なイーストウッドとりー・ヴァン・クリーフの帽子の撃ち合いは後に「ミスター・ノーボディ」にも使われていました。エンニオ・モリコーネの音楽も冴えています。レオーネのマカロニ・ウエスタンは傑作揃いでどれも★5個ですね。
僕たちの洋楽ヒット Vol.1 1965~66
50代の洋楽ファンです。
最近とみに懐かしい青春時代の音楽にハマッています。年と共に回顧趣味が強まっているのかもしれません。このCDで扱われている曲のヒットした頃は、まだ10代前半でしたので、知らない曲も収録されていましたが、多くの懐かしいお宝サウンドが満載されていました。
最初に小遣いで購入したレコードが、ベンチャーズの「ダイアモンドヘッド」でした。当時は、ビートルズ以上にベンチャーズを頂点としたエレキ・ブームでした。これはその代表作だと言えましょう。いつ聴いてもいいですね。
フランス・ギャルの歌う「夢見るシャンソン人形」も大ヒットしましたね。とても可愛いお人形さんのような歌手だったのを記憶しています。
パーシー・スレッジの「男が女を愛する時」は、今でもソウル・バラードの代表作として多くのブルース・シンガーにカバーされて歌い継がれているのは良くご存知のことでしょう。同じ歌詞を繰り返す中に、その切ない心情が伝わってきます。
ザ・シーカーズの「ジョージー・ガール」はつい最近でもCMに使用されていましたので耳馴染みの曲です。爽やかなポップなサウンドが愛される理由でしょう。
60年代、日本では高度成長真っ只中でした。東京オリンピックが終わり、新幹線が開通した頃です。
世界中の国々の人々が、まだ夢を一杯もち、未来に明るさを感じていた頃のヒット曲集です。このCDを聴きながら、心の中にあるあの頃の思い出にタイムスリップしてください。
マカロニ・ウエスタン銃器「熱中」講座 (オフサイド・ブックス)
自分の嗜好にあった書籍に出会い喜んでいます。いつも枕元に置き辞書のような扱いです。この本に触発されDVDを買いモデルガンも購入、すでに持っているモデルガンのパーツも購入と経済効果ありの偉大な書籍です。殺しが静かにやって来るのモーゼル拳銃のモデルガンとストックホルスターに感動です。文章もユーモアがありわかりやすく著者の才能に脱帽です。今憧れの人です。
用心棒 [Blu-ray]
「映画の面白さを十二分に出した作品を作りたい」という黒澤監督の言葉が全てを物語る傑作。金で雇われ悪事の片棒を担ぐ用心棒を、知性と意志を持った豪傑にして、雇い主が用心しなければならない存在にするという逆転の発想が素晴らしい。危うい状況でも、主人公には余裕・風格すら感じられ、そこからくる茶目っ気や優しさが、緊張の中の程よい緩和になり、シンプルなストーリーに幅を持たせます。彼を知るにつれ、居酒屋の爺の態度が徐々に変わっていくのも微笑ましく、人物描写も手を抜いていません。テンポも音楽もよく、超一級の娯楽作品です。観た後、肩をゆすったり、無精ひげを生やしたくなるので、勤め人はご用心を。
クリント イーストウッド [WG-2858] [ポスター]
監督作品の中で最も反戦的な「アウトロー」のワンシーンのポスターだ。
続・夕陽のガンマンの横位置のカラー版もすてがたいが、このポスターもグッド、特にモノクロバージョンがリアルで存在感を増す。