幕末機関説 いろはにほへと 巻の一 [DVD]
しかし、このアニメは利点が沢山あります。キャラデザが綺麗、ストーリーも奥深く、かなりの知識がこのアニメで沢山含まれています。教科書に出ていない細かいところも、こういうのはいろはにほへとではなんぼのことでしょう。
OP曲もED曲も、ストーリーとマッチしていて、映像も美しいです。
なにもかもが全部こっていて、きめ細かく、今私の一番お気に入りのアニメです。
次回の話がとてつもなく期待出来るアニメは相当ないのではないでしょうか。
サンライズも結構やりますね。幕末の知識が浅い私でもこんなに興味が持てるんですもの。
幕末機関説いろはにほへと 幕末活動絵巻物
ネットアニメの幕末機関説いろはにほへとのファンブックです。
内容は本当に完璧だと思います。
キャラの設定画はカラーと白黒の両方があり、目立たなかったキャラについてもすべてのっています。
それに1話から最終話まで全部の解説が各話設定までつけてくれてあります。
史実の歴史年表と日本地図での解説もあるので歴史が苦手な方にもわかりやすくなっているかと・・・
声優さんや監督などのインタビューもありますし文句ナシです。
いままでいろいろなファンブックをみてきましたがここまで丁寧で見やすいものは初めてで正直とてもおどろきました。
いろはファンなら即買いの品だと思います!!
ちょっと欲をいうと、一枚だけでなくもっとコザキユースケさんの書き下ろしがのっていてほしかった・・・
EMOTION the Best 幕末機関説 いろはにほへと DVD-BOX
まずこの作品は幕末を舞台にした本格アクション時代劇です。基本的には史実どうりにストーリーが進んでいきますが、要所要所にオリジナルの
設定や派手な演出を加えており和風ファンタジックな作風に仕上がっています。
なんと言ってもこの作品の魅力はその世界観と幕末という時代に生きる人々の描写にあるかと思います。和と洋が入れ混じった街並みや情景は浪漫が
あふれます。維新志士に新撰組、そして諸外国の脅威とまさに日本が激動としたこの時代は胸が熱くなります。
そしてこの作品は、「芝居」という要素をコンセプトの一つとして取り込んでいます。こういった要素を取り入れている幕末ものの時代劇は他にはない
ので、とても斬新ですね。それと物語の山場に「芝居」を利用した面白い仕掛けもあるので是非見てもらいたいです。
そしてキャラについてですが、主要キャラのビジュアルはかなり格好良くデザインされているのでみんな画になります。内面的な部分も主人公は宿命を
背負い、その他のキャラもそれぞれに尽くすべき忠義と信念がありとても魅力的です。
ストーリーについては前述した通り史実をベースにつくってあるので、歴史や幕末ものの時代劇が好きな人ならさらに楽しめると思います。その他には
主人公とヒロインの女の子との関係も微笑ましいです。特にヒロインが主人公を一途に想う姿は可愛かったです。
最後になりますが、音楽、ストーリー、キャラ、映像と総合的にレベルの高い作品だと思います。その中でもOPアニメーションの流れるような作画と演出
は一見の価値有りです。
幕末機関説 いろはにほへと 巻の三 [DVD]
最近のアニメは、キャラクターありきのストーリーが多いですがこの作品は違います。しっかりとしたストーリーが土台となって作品が出来上がっています。つまり、最近多い序盤にキャラの設定についての説明、それから設定を理解していることを前提としたストーリーという構造にはなっていません。登場人物の心情や背景は物語を見ながら自分で読み解いていく必要があります。それゆえにキャラクターもので育った人は物足りないかもしれませんが、私は大変気に入っています。なぜなら解釈の仕方に自由があるからです。
本来、人の解釈の仕方は十人十色であるはずなのに、キャラクターものの作品は「○○は熱血漢」とか「○○の行動は正義」とか勝手に決め付けてそれを押し付けてきます。しかし、この作品は、見た人間が好きなように解釈することができます。物語というのはそうあるべきだと思います。
それにキャラクター重視ではないので、主人公が適度にヘッポコで緊張感があります。「永遠の刺客」という格好いい肩書きを持ちながらも、いきなりピンチだし、多勢に無勢だし・・・。だからこそ、主人公が活躍すると興奮します。
深いながらも予備知識なしでも楽しめる作品なので、アニメ初心者から玄人さんまで幅広く楽しめる作品だと思います。お勧めです。
幕末機関説 いろはにほへと オリジナル・サウンドトラック 其ノ壱
本編を見ている人は、十分楽しめると思う(見ていない人には、そこまでのpushはしない。自分の経験として、本編を見ずにサウンドトラックのみ買って、良かったと思えたことがない)。特に、24曲目「信念」。第13話のBパート、桟橋の縁に沿って蝋燭の火が灯っていくシーンで流れていた曲。これが格好良い!作中で(しかもああいうシーンで)聴いたために刷り込まれているのかもしれないが、一番の気に入りである。疾走感がいい。
それ以外の曲も、大抵作中で聴いた覚えがあったが、27曲目だけは聴き覚えがなかった。印象として、「明るい未来」を感じさせる曲である。物語が、この曲が似合うようなラストになってくれたら、と思いながらきいた。
なお、収録曲のラインナップを見てもおわかりのように、このアルバムにはOPもEDも収録されていない。完全にBGMのみである。下手にOPやEDが収録されていると、そこで雰囲気が壊されることが多いように思うので、個人的にはこういう作りの方が好きなのだが(どっぷりと作品世界に浸れる)、本作の場合はOPとEDが作品世界にかなりはまっているので、残念に思われる。OPやED(それに手まり歌)は次のアルバムに収録されることを希望する。