Nodame Cantabile 2
2巻でミルヒーが登場します。
ミルヒーといえば、そう合コン!!
しかし、なぜか『aikon』と翻訳されているのです(笑)
ミルヒーの台詞でわざとしているのかと思いきや、
オケのメンバーや、巻末の単語説明でも『aikon』。
うーん、たしかに『あい』って読みますけれどね。
漢字って難しいですね。
のだめカンタービレ(24) (講談社コミックスキス)
あっけなくおわったように見えたのだめですが、番外編という名の続編が早くも登場。今回はオペラということで、舞台を日本へ移し、あのRSオーケストラを舞台にモーツァルト「魔笛」に挑みます.のだめは日本編が面白いです.真澄ちゃんや裏軒も登場します。時間軸としては本編のさらに先にあたり、のだめはコンバトを卒業して日本へ凱旋帰国?していたり、黒木+ターニャのその後がかたられたりともりだくさん。まだまだ続くようですので、楽しみに待ちましょう。
Nodame Cantabile 1
漫画のアメリカ版をみると,台詞が全て大文字,読みにくい文字,さらに,スラング,省略した書き方等で読むのが大変なときが多いです。しかし,この Nodame は,文字が大文字小文字ときちんと使い分けされており,文の終わりにはピリオドもしっかりとあります。書体も読みやすく,スラングや省略形もほとんどありません。日本の高校生ぐらいなら,話の面白さも手伝ってどんどん読んでいくでしょう。
印刷は,絵,文字ともににじみも少なく綺麗です。右開きで絵も反転していません。多読教材としてたいへんいいと思います。
丁寧な作りでアメリカらしくないので,☆を一つ減しました。しかし,この点は,丁寧なつくりということで,☆を一つ増やして,☆6とするのが妥当かも。
のだめカンタービレ 最終楽章 前編 スタンダード・エディション [DVD]
テレビドラマの映画化が昨今多いですが、「スペシャルで十分でしょ」と思うのも多いのも偽らざるところだと思います。でも、本作の場合は音楽を題材にしているから、迫力の音響、そして大画面でコンサートシーンを映画館で観るだけでも意味があります。
調べたら。主人公のだめのピアノを、北京オリンピック開会式にも登場した中国の名ピアニスト、ラン・ランが演じているそうです。ラン・ラン&のだめの演奏による、えらく破天荒な解釈のトルコ行進曲は大きな見所です。
当然のことながら、そのほかにも数々のプロの手で、この作品の音楽は支えられています。千秋が常任指揮者になったパリのルー・マルレ・オーケストラの起死回生の快演となる、チャイコフスキーの「序曲1812年」。財政的に逼迫し、やる気もなくして崩壊しかけていたオケの面々が千秋のリハーサルによって、演奏家としての意地を見せて復活を遂げた熱演は本作のハイライトのひとつです。
あと、エンディング近くのBGMとして使われるマーラーの「交響曲第5番:第4楽章アダージェット」。ちょっと誉めすぎですが、この曲がこれだけ効果的に映画に使われたのは、「ベニスに死す」以来かも。その他、「悲愴(チャイコフスキー)」「ツィゴイネルワイゼン(サラサーテ)」「ドボルジャークのチェロ協奏曲」等々、千秋自身による多少の解説もありますし、クラッシクに疎い私でも分かる名曲がいっぱいちりばめてあります。(笑)
全体的にコメディ色が強く、上野樹里のコメディエンヌぶりは今更ながらですが、玉木宏がやっぱりカッコイイ!! TVからのファンの期待を裏切らない十分満足できる仕上がり。ヨーロッパロケによる美しい映像も、もちろん注目です。