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名言セラピー幕末スペシャル The Revolution!
僕はつい1年前まで歴史小説には全く興味がなく
ましては幕末の時代背景なんて全く関心もありませんでした。
きっかけは、ひすいこたろうサンの講演に参加して
吉田松陰の話を聴いてからです。
自分の中に新しい価値観が生まれた瞬間でもありました。
日本という国が有史いらい外国からの侵略をうけずに
植民化をされなかったのは
まぎれもなく明治維新での近代化の成功だと思う。
あのまま幕府政治が続いていたら外国に侵略されて
植民地として支配されて現在の日本はなかったかもしれない。
明治維新はとても大きな分岐点でした。
そんな日本を変えた志士たちのお話を
今風の言葉ぶ変えて紹介してくれているのが著書です。
以外に知られていないエピソードや人物の話も出てきて
非常に興味深く読めて、そして楽しめました。
ひすいこたろうサンのメルマガのなかで
「この本を書くために生まれてきた」と
ご自身でコメントしていますが
その気迫と通常以上の笑が込められていました(笑)
『実践しそして挑戦し続ける!』
吉田松陰の本気の生き様が
松下村塾の塾生たちの才能を
引き出していったのだと思います。
そしてその志を塾生たちが引継ぎ
時代を変える原動力となっていった。
本気で生きる!熱く生きる!
おススメの一冊です。
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尾形大作/決定版全曲集
入手困難なアルバム「敬天愛人/幕末青春グラフィティー」に収録されている「西郷隆盛」「吉田松陰」「沖田総司」の3曲を含む尾形大作のベストアルバムです。
収録曲
(1)無錫旅情
(2)西郷隆盛
(3)倖せなみだ色
(4)吉田松陰
(5)ひとりごと
(6)秋しぐれ
(7)さよならは霧にかくれて
(8)新宿旅鴉
(9)無錫旅情(中国語)
(10)夜霧が通せんぼ
(11)沖田総司
(12)筑後川
(13)清明橋から
(14)いやんなっちゃうなァ
(15)乾杯
(16)俺の道
1990年VAP、VPCA−83104
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代表的日本人 (岩波文庫)
「日本が美しい国であるためにはどうあるべきなのか」,「周りから信頼され,リーダーシップを発揮するにはどうあるべきか」という問いへの回答のヒントが隠された本である。
文中には西洋の考え方に対する批判のような書きぶりの箇所がいくつか見られる。当時は西洋の文化が日本社会に広まり,世の中が変貌することに対する不安や戸惑いが著者の中にはあったのだろう。そんななかで,優れた日本人の生き様を,逆に世界へ発信しようとしたことは興味深い。どれだけ世の中が変わっても,日本人は日本人らしい生き方を忘れてはいけないという内への願いも感じられる。
いまの代表的な日本人の生き方で,これまで面白く魅力的な物語なんて書けないだろうなあ…などと皮肉を言ってみたい気にもなる。
…というような固いことを書いてみたが,本書の文章は,敬体でやわらかい。難しい本かと思いながら手に取ったが,そんなことはなかった。むかし小学校の図書室で読んだ伝記本のような感じで読んでみたらいいだろう。かつての偉大な人物に触れることで,何かしら,私たちの生活に参考になりそうな考えや姿勢に出会えると思う。
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田原坂 [DVD]
西郷隆盛と言えば、その時代や何処の出身かくらいはたいていの日本人は知っているかとは思います。
よく、おじいちゃんちなんかに遊びに行くと、部屋壁の上の方に額に入った写真などをみかける人がいるかも知れませんが、
この西郷さんは、特に鹿児島では“神”の領域にあたるので、同じように写真が掲げられていたりもするようです。そのくらい地元では愛されているようです。
物語は、この西郷が幕末動乱期から西南戦争で絶命するまで描かれています。
彼は、地元鹿児島で“誠忠組”なる志士組織を同郷の大久保等と運営し活躍してゆくのです。
その後、大久保利通とは“征韓論”で対立してしまいます。
征韓論、いわゆる近隣諸国を服従、属国にするのが狙いで、西郷が提案したものでした。西郷なき日本は、結局、日清・日露に突き進むのですが・・。
歴史は好きなので、このてのものは好んで観てしまうのですが、過去話とあってどこまで忠実に再現されているかは評価しがたいものが正直あります。
しかし、西郷の板挟み的苦悩や孤独な決断ほか、観る価値は十分あるので、特に現代の中間管理に就いてる人におすすめします。
最後に余談ですが、現警察組織は米国占領後、一旦再編されましたがかつての警察組織、憲兵や特効警察は、薩摩、長州あるいは土佐など新政府の方が大半を占めていました。
現警察庁には、昔の名残が抜けきれない部分が今もあるかも知れませんよ。
たとえば、先祖代々警官とか?
ではでは・・。
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人生の王道 西郷南洲の教えに学ぶ
いつの時代もそうなのかも知れないが、特に今は自分のことしか考えない人が多い世知辛い世の中と思うのは私だけではあるまい。
本屋に行けば、あらゆる啓発書が並び、如何にスキルを向上し、『金を貯め』『出世する』かを説いたノウハウ本が氾濫している。
私もそんな本を乱読する一人である。
そんな中この本は、まず『無私』の心を説く。
会社のトップになっても自分自身のことは犠牲にして会社のことに全身全霊を尽くす。そこにいささかの私心もはさんではならないと。
そして、『利他』の心。
著者は言う、『名声を欲張る、地位を欲張る、財産を欲張る、それらは西郷が言うように、すべて自分を大事にするということに端を発し、最も良くないことです』と。
だって、美味しいもの食べたいじゃない、楽をしたいじゃない、良い車に乗って、クルーザーとかで遊びたいじゃない、といろいろな願望がある。
だが著者が目指しているのはそんなレベルの話しではなく、もっと美しく上質な心を如何に持つか、という話しで、最終的には「悟り」の境地、にある。
『人生の目的とは、お金儲けや立身出世など、いわゆる成功を収めることではなく、美しい魂をつくることにあり、人生とはそのように魂を磨くために与えられた、ある一定の時間と場所なのだと私は思うのです』
そんな美しい魂をつくるために、著者が日々心掛けていること、それがこの本の中身です。
利己私心に塗れ、そろそろノウハウ本を読むのにも疲れてきた人生に、がつーんと心地良い喝を入れられた、そんな感じのする本であります。