『探偵はBARにいる』公式調査報告書 探偵はYOUである (エンターブレインムック)
映画の場面だけでなく、キャストや製作者たちの写真とインタビューがふんだんに掲載され、大泉洋ファンや松田龍平ファン、原作者のファンや単なる映画好きにもそつなくまんべんなく受け入れられる絶好のガイドブックである。原作も映画も本当にローカルなつくりなので、こういう入門書的なファンブックは絶対にあった方がいい。
特に私は東直己のファンなので、インタビューと合わせて探偵シリーズや他の著作の紹介ページが新たなファンの獲得に役立つだろう。
ただ、ほとんどがカラーページとはいえ1,500円はちと高めである。映画のパンフレットに近い値段、1,000円以内で収まっていれば文句なし星五つ。
クライマックス 80’s YELLOW
『CLIMAX 80's』 YELLOW
これは80’s前半から。
なかなか味のあるラインナップ。
全ての曲をカラオケで歌えるような気がする。
しかも字幕なしで。
RYDEENは絶対に無理だけれど(笑)。
映画30周年記念企画 ドラえもん映画主題歌大全集
皆さん仰っているのであえて言う必要も無いですが、武田哲也系の主題歌が収録されていないのが非常に残念です。
私の場合は雲の王国「雲が行くのは・・・」が聞きたかったのに、これは所属レコード会社絡みの要因ですか?
でもマイフェイバリットの宇宙開拓史「心をゆらして」があったので一安心。
お別れをするラストシーンでバックに流れていたこの曲が、子供心に深く染み入ったのが懐かしいです。
「テレビ主題歌大全集」と共に入手すれば、ジャケットデザイン的にもコレクターズアイテムとしては最適です。
当タイトルに未収録の曲が収録されている、他のアルバム等を既に持っている人にはオススメできるのですが・・・。
既に持っている私からの観点としては、最近の映画作品の分を補完できるという意味で満足しています。
陽はまた昇る [VHS]
家庭用VTRの規格争いで圧倒的有利とされたベータを逆転したVHSの開発を描いた実話もの。赤字でVTR事業部存続の危機に追い込まれた日本ビクターの事業部長(西田)が、リストラ寸前の部下とともに会社に内緒でVTRプロジェクトを開始、苦労の末についに日の目を見るという、実に映画のような逆転劇。統一規格にするために技術を無償公開したこと以外にVHS陣営の長所がよくわからなかったものの、もともと十分ドラマチックな題材ということもあり、なんとなく「ベータの方がいい規格だったがVHS側が数の力でソニーをのけものにした」イメージを持っていた筆者も、途中でVHSを応援したくなっていた。「プロジェクトX」でも取り上げられて大好評だった話らしいが、あちらに比べてこちらが優れているのは、せっかくの!名勝負をスポイルする下手なサッカー実況アナのような、あの妙にタメを入れるもったいぶったナレーションがない点。手柄を狙った過剰演出がないことの快適さを改めて感じることができる。DVDではなく、これはぜひともVHSビデオで観たい一本だ。
ステキな金縛り スタンダード・エディション [DVD]
しか、客がおらず、その為、誰に遠慮する事もなく、爆笑できた。三谷作品は、実は、舞台や初期のもの以外は、あまり好きな方とは言えない。ほとんど、こきおろしている。まるで、俳優名鑑のような、無駄な、キャスティング、強引な押し付けがましい、笑いに好感が持てない。明らかにスベってるな、と言うシーンも多い。ベタならベタで構わないが、愛すべきベタであって欲しいと考えている。これだけ、著名な役者を揃えられるんだぜ、どうだ!って感じで、あざとさが見える。しかし、当作品は、キャスティングは相変わらずな面はあるが、おおいに笑わせ、また、しんみりととさせる、バランスのとれたものとなっている。深津は、そろそろ40歳にも近いはずだが、相変わらず、初々しく、どこか、芸能界ズレしてないように見える。それでいて、演技もとても、いい。猪突猛進型で、不器用で、空回りする頑張り屋の役を演じさせたら、彼女の右に出るモノはいまい。 西田の演技も今回も、アドリブがたくさんあったなと思わせたが、愛嬌たっぷりの、平成の世にも、ナニゲに詳しい、主人公に協力し、時に励ます落武者だった。当然、俳優、女優の無駄遣い、必要のない配役もあるが、中でも、深田はいらない。相変わらずのダイコンぶりだ。草ナギも別のキャストにして欲しかった。必ず入れるよね、ジャニタレ。しかし、いろいろ、不満点を差し引いても、コレは三谷作品でも、面白い部類に入ると思う。 所謂、「三谷信者」の方々以外にも、オススメ出来る。