リック・ウェイクマン/ライブ1990 [DVD]
元ストローブス、現在イエスのロック・キーボード・プレイヤーの第一人者リック・ウェイクマンの希少なライヴ映像。キーボードマニアは必見。リックの華麗な指さばきがいっぱい見られる。代表曲『地底探険』や『ヘンリー8世~』のリメイクが聴け、しかもかなり現代的にリアレンジされているのが特徴。一曲目の"Catherine Parr"は、原曲とは全然違う曲に変貌しており、『地底探険』は、オーケストラがいない分はすべてリックがシンセで弾きこなしてしまっている。手弾きでこの厚みを作り出す「キーボードの魔術師」の手品ショー。ぜひともご覧になって頂きたいやはりインスト・ナンバー。初期のソロアルバム「ヘンリー8世と6人の妻」からの演奏が圧巻です。
アーサー王と円卓の騎士たち(紙ジャケット仕様)
紙ジャケットの価値はアナログ時代のアートワークが(縮小版なのが残念ですが)楽しめることにあります。従来のCDでは省かれていてた見開き物語(素晴らしいイラスト)が復活し、これだけでもこのCDは買う価値ありです。もちろん音楽の素晴らしさも特筆ものです。
デカダンス1984(紙ジャケット仕様)
ファン待望の再発売。これまで入手が困難だった小林邦昭選手の入場テーマ曲ザルームパート1が収録されているCD。凱旋帰国当初はブルーアイドソウルで入場していましたが、帰国後何試合かした後にこの曲が与えられました。前田の凱旋試合でも流れましたが既に小林選手が使用中でした。音響の人が間違えて前田の入場に流したという話もあります。
【日本版】イエス/アコースティック [DVD]
以前から輸入盤では購入可能な作品であったが、今回の日本盤の発売において、シッカリと付加価値が付いている点を評価したい。
本編映像は以前のものと同じ。全体ボリュームが少ない点も変わらないが、いわゆるアンプラグドというには、とてもチャレンジングなアレンジによる新解釈も嬉しい所だ。(ここでの冒険の成果が、イエスとしての「フル・サークル」ツアーでのセットリストに反映されたわけだ)
付加価値部分は、リハ映像だが、母国ではDJやTV番組の司会者としても活躍実績のあるリックの軽妙でユーモアの聴いたナビゲーターぶりは秀逸で、これに日本語字幕が無かったら、ここまで楽しめないものだ。