Lonely Planet Egypt
カイロに滞在することになり、ガイドブックを探した。Lonely Planetのカイロ版が2002年に発行されていたが入手困難であったため、2006年発行第8版のみを購入した。このガイドブックでカイロ、スエズ、イスマレーア、アレキサンドリアを利用した。カイロは1600万人という巨大都市にも関わらずレストラン、ホテルなど地区ごとによく説明がされ完璧ではないが合格レベルに達している。他方、ショッピング分野はやや情報更新が遅れいているか脆弱である。そのほか、地方都市を含めて非常に貴重な情報源と言える。タイトルにもあるように写真はほとんどなくテキストばかりである。読めばイメージがわいているのがこのガイドブックである。
麗しき瞳よ~ヘンデル・アリア集
声楽の凄い人って声量が有り上手いんだけど表現が押し付けがましかったり大味だったりしてアルバム買って聴いた人ってバーバラ・ヘンドリックスくらいなものでした。 ところが森さんはそういう所が全く無い… もっと技巧的な感じかなと思ったら凄い丁寧に原曲の持ち味を引き出すしなやかで繊細な表現が上手いシンガーなんですねぇ、少し細い憂いを帯びた声が素敵でついつい引き込まれます、高い方はスッと爽やかに抜ける感じで最大の魅力は柔らかな中音域が太過ぎない油っこくない事!適度な声量のキレいな声に清純なる色気がほんのり、堪らないですね。 彼女の声を小編成のアンサンブルが上手く引き立ててます… ってか日本の古楽器の最高峰の方々なんで当然か(笑)バロックの弦楽器の慎ましやかで穏やかな響きは格別です… 途中に挟んだシンフォニアとソナタが格調高く上品さに溢れていて良い、当時のサロンの演目そのままですね。ワタシはバロックは古楽器が常識の現在で声楽だけはバッハだろうがヘンデルだろうがモダン楽器の大編成つうのが遅れてる気がしてた、そういう意味合いにおいて画期的な作品かも知れないですね。 バンマスの寺神戸さんを差し置いて何なんだが、初めて聴くんだけどオーボエの三宮さん素晴らしいです、一曲目なんか音色が柔らかな音でトランペットかと思った、森さんの歌に寄り添う最高の歌伴ですね。このアルバム聴き始めて、 「何だかヘレン・メリル・ウィズ・クリフォード・ブラウンを聴いてる感じだなあ…」 って漠然と思ったのです、ジャケも青いし(笑)この作品も今の評価以上に後世のリスペクトを集める作品になれば良いね。次はやっぱりバッハのアリアの名曲をこの編成で聴きたい!って有田さんのトラベルソが入ると最高です、スカルラッティも良いかな、楽しみですね。
WiLL (ウィル) 2011年 04月号 [雑誌]
今号の「ゴー宣」で小林よしのり氏が、三笠宮殿下を批判している。
この件について、三輪そーめんが「シナ擁護と男系支持者をわざわざ絡めて・・・」などと書いているが、そもそも、これは『文藝春秋』が三笠宮殿下の過去の発言を悪用しなければ書く必要がなかったことなのだから、文句はそちらの方に付けて頂きたい。
その三輪が、『正論』4月号のレビューで八木秀次氏のコラムを絶賛していた。
三輪が重要視しているのは次の二点だ。
1.(八木氏が)渡辺充前侍従長に直接伺ったところ、渡辺氏の言う女性宮家は、配偶者やお子様は皇族としない一代限りのものであった。
2.天皇陛下のご真意についても、「女系容認は陛下のご意向とは違うのではないか」ということだった。
もっともらしく言ってみせているのだが、「陛下のご意向は公表不可能」という前提に加え、質問者が男系派の八木氏となれば、渡辺氏としては他に答えようがないだろう。
宮内官僚が「配偶者やお子様は皇族としない一代限りの女性宮家を創設しましょう」なんて、本気で考えている訳がない。「皇統譜に登録されていない者を皇室に住ませるのか?」という話になるのだから(言うまでもなく、一番顰蹙を買うのは宮内庁である)。
天才! 成功する人々の法則
成功は周りの環境と得られる機会に依存するということをいくつかの例から説明しています。例については納得出来そうな物も、そうでないものもあります。
何か話の種が欲しいというような人にはいいかも知れませんが、これから頑張るために自己啓発本を読もうという方には向いていないと思います。
また、「天才になる法則がつかめる本」という惹句と、通常の訳者後書き等の範疇を超えて訳者が自分の政治的?意見を書いているように思える点は微妙と思いました。