ジャイアンツ [DVD]
広大な西部を背景に、それぞれ大志をもった者達が織りなす人間ドラマ。
ジャイアンツという名前のとおり全てに亘りスケールが大きく驚かされ、
心躍らされます。
エリザベステイラー、ロックハドソン、ジェイムスディーン
それぞれが存在感を際立たせ名演し、
ディミトリオティオムキンの音楽も素晴しいです。
（個人的にはジャイアンツのジェイムスディーンが彼の映画の中で一番好きです。）
私の大好きな映画リストに入っています。
若草物語 [DVD] FRT-062
若草物語は無声映画時代から何度も映画化されている名作ですが、他の主だったアメリカ映画のキャサリン・ヘップバーン版、ウィノナ・ライダー版、共に当時の若手女優が共演した大作映画ですが、この作品は、当時隆盛を誇ったMGMの節目の作品だけあって、特に力の入った作品となっています。
主演で次女のジョー役に当時MGMの看板女優だったジューン・アリソン、長女メグ役に、後に出演した「サイコ」での演技があまりにも有名なジャネット・リー、本来は四女ですが配役の都合で三女になっているエイミー役にいわずと知れたエリザベス・テイラー、そしてエイミーと入れ替わりに四女になっているベス役に、シャーリー・テンプルと並ぶ名子役のマーガレット・オブライエン（すっぱりと俳優を引退したシャーリー・テンプルと違い、マーガレット・オブライエンはそれよりも長く俳優業を続けていて、後には「日米少女スター競演」として、日本映画で子役時代の美空ひばりと共演したりしています）。
芯の強そうなジョーと、儚げなベスが特に印象に残ります。これだけの作品をこの値段で購入できるのは本当にすばらしいことだと思います。
クレオパトラ [DVD]
当時４千万ドルが投入されたといわれる超大作。
が撮影の追加やトラブルに費やされた部分もあり、実際はその半分くらいではないか。
２千万ドルでも超大作ではあるが。
まずエジプトの神殿、ローマの神殿が巨大オープンセットで再現されているのが凄い。
ＣＧではないのである。
とくに名高いｸﾚｵﾊﾟﾄﾗのローマ入城場面の1万人に及ぶ大群衆、巨大セットの大迫力と黒光りする巨大スフインクスが横移動する様は異様な迫力がある。
もう一つの見せ場であるアクティウム海戦も実物大の数隻の軍船で再現されているのに驚く。
現代ではＣＧに頼らざるを得ないだろう。
ただし陸上戦は物足らない。
ｸﾚｵﾊﾟﾄﾗを演じたエリザベス・テーラーは貫禄十分だが、名前は知らないが、侍女の女性が凄く美人でこちらのほうに、視線が釘付けになった。
ビューティフル・ウーマン
レディー・ガガ、オリアンティ、テイラー･スウィフト、ケイティ・ペリーの大ヒット中のポップで元気な曲がしっかり入っていると思ったら、
インディア.アリーの隠れ名曲とか、エリカ・バドゥのメロウでかっこいい曲も入ってる。
ダフィーやメロディ・ガルドーのJazzyな曲もあるし、
プリシラ･アーンやダイアン･バーチみたいなファッショナブルでアコースティックな曲も。
マライアやブリトニーの懐かしい名曲も入ってるし。
どこまで網羅してるんだ！ってくらいバラエティに富んでいて、でも流れに違和感はないし、これを選曲した人はすごいな〜と思いました。
海を見ながらのドライブにもいいし、家で聴くにも楽しめる、とてもいいコンピレーションだと思いました。
おすすめです！
リズ〈上〉
ハリウッドの大スター、エリザベス・テイラーの伝記。「クレオパトラ」、「いそしぎ」など数々の超有名作品に出演し、映画界で大稼ぎした今もご健在の大スターです。 愛称は「リズ」。この本のタイトルは「リズ」。彼女の知名度が高いことを証明しているように思えます。稀にみる美貌を誇った女優さんです。しかし、大きなスキャンダルを次々に起こした、正に波乱万丈の人生を送ってきた女性でもあります。
意外に思えますが、彼女はオードリー・ヘプバーンと親友でもあったそうです。これは彼女の思い込みでなく、オードリー・ヘプバーン自身が語った事実です。
ハリウッド一の困り者であった彼女。 撮影に遅刻することは彼女の中では常識。自分の美貌は世界一、自分を中心に世界は回っている、という何とも困った我ままで、正に自己中心的な女性であったことがこの本を読んでいく内に分かっていくことでしょう。
私は有名人の伝記は多く読んできましたが、当の本人を正直に悪く描いている伝記は初めて読みました。他の有名人の伝記を読んで比べてみるのもいいかもしれません。
マリリン・モンローも遅刻魔として知られていたそうですが、彼女に敵う遅刻魔はいなかったそうです。
エリザベス・テイラーは現在の日本では若い方にはなじみがないかもしれません。古い女優さんですし、今は女優活動をしていないといっていい状態ですから。でも、勝手に私が思っていることですが、昔のハリウッド女優さんに比べ、現在のハリウッド女優さんの中でキラリと光る女優さんはいないと思うのです。リズ、オードリー・ヘプバーン、グレイス・ケリー、イングリッド・バーグマンなど特別な美貌と魅力と人気を誇った女優さんは現在はいないと思うのです。
この本をお勧めしたい理由は、昔のハリウッドの状態を知ることができるということと、映画界で特別にもてはやされた我まま女優の生き様を読んでいただきたいということです。読んでいく内に、リズがただの我まま女優ではなかったかもしれない、という事実が見えてくるかもしれません。
内容はこれ以上言えませんが、若い方、リアルタイムにエリザベス・テイラーの映画を観てきた方に是非お勧めします。
波乱万丈の人生。一般人には考えられない人生を送ってきた一人の女を、知ることができます。
ちなみに、彼女は自分でダイエット成功本を執筆していますが、現在は巨体に戻っているらしいです。
