SPEEDWAY
再始動後、特にEasy Listeningを聞いた時は「過去作品の焼き直し」感が強く、その後しばらくTMの音楽を聴くことはなかったのですが、ここ最近妙にTMが懐かしくなって、挙げ句の果てに小室氏のDigitalian is eating breakfastまで引っ張り出してきて繰り返し聴いてました。で、新作。初めて聴いたときはちょっと違和感がありました、正直。でも不思議なことに何度か聴いていると病みつきになりました。なかなかいいじゃないですか!
木根さんの曲、すごくいいですね。ここ数日のヘビーローテはPride in the Windです。あれは小室さんの詞も気に入っています。打ちのめされた感じが。(笑)全盛期?に比べすっかり地味になってしまった小室さんが自らの現状を吐露しているような気がするのは、僕だけですか?
宇都宮さん。ソロの作品も聴きますが、僕はやはりTMの彼が大好きです。やっぱりいい声ですね。ソロならまたButterflyのような作品作って欲しいです。
彼らの再始動について。イベント的な活動再開でなく、そろそろ継続して活動してください。そして、古くからのファンとしては、再びロックでダンサブルな楽曲が増えていくことを
期待しています。
ユンカース・カム・ヒア [DVD]
(※)超個人的なレビューとなりますが、お許しください。
自分も小学生時代ひとみと少し似たような状態でした。
(状況としては、劇中の一家よりもずっと悪かったです)
家庭がゴタゴタしており、いつも周囲の人間に対して気を配っていました。
そのためか、割と感情移入しながらみました。
「しっかりしてるね」と言われるひとみ。
ききわけの良すぎる子供であるひとみ。
子供なのに大人のような役目を演じなければならないひとみ。
それって、いわゆる「アダルトチルドレン」ですよね。
両親が大人の役目を果たしていないからそうなるんです。
でも、ひとみはケイスケさんの言うとおり、立派な子供です。
だから、無理にしっかりする必要なんてないし
もっと子供らしくわがままいってもいいと思います。
両親から好かれるために「いい子」でいる必要もありません。
ラストシーンで「いい子にするから・・・」というひとみ。
それに対して、そんなことしなくていいから・・・!
と私は思ってしまい、いつもここで涙が出てしまいます。
「いい子」にならなくたって、人は愛される資格があるんです。
私の幼少期の嫌な気持ちを優しく癒してくれた作品です。
値段は高いですが、その分サウンドトラックがついているはずです。主題歌『ホントの君、ウソの君』も本当にいい曲なので(特に歌詞)、木根さんのCDを聞いてみてください。
CAROL [DVD]
TMネットワークの木根尚登原作のオリジナルファンタジーアニメーションがついにDVDで登場。主人公のキャロルがロンドンを舞台とし、仲間と共に魔界の怪物に奪われた音を取り返すというストーリーがレトロで良いと思います。音楽はなんと小室哲哉が担当し、声優としては宇都宮隆がつとめ、原作を木根尚登というTMネットワークの世界観が味わえるというファンにはたまらない作品です。
CAROL [VHS]
ちょっと端折りすぎてるのが気になります。ケプリの最期があっけなすぎ。
あと、主人公の性格が可愛くない。原作ではもっと一生懸命ないい子だったんだけどなあ…
ただ、今は亡き塩沢兼人さんのお声が拝聴できるので、ファンの方にはお勧め。
それと、宇都宮隆さまが持ち前の美声を生かして、自身をモデルにしたキャラ(フラッシュ)の声優を務めていらっしゃいます。
少々浮いていますが(プロじゃないから)それはそれで初々しいです。
TIME CAPSULE all the singles
TM NETWORKからTMNの現役時代全シングルA面を完全収録。80年代後半から90年代をかけたTMの音楽の変遷が分かる。デビュー当初の音源はニューロマンティクス、テクノ色が濃く時代性や彼らの音楽のルーツを窺い知る事が出来る。85年前後の初期音源は聴くとまるで未来の映像が浮かぶようで、当時としても革新的だ。1990年代後半を一世風靡した小室哲哉がいかに大衆を驚かす音楽を蓄積して来たかが感じ取れる。漠然とロックとジャンル分けされがちなTMだが、周知の通りロックというよりも打ち込み系。やはり打ち込み系とシンセサイザーは小室哲哉の得意分野。