ベストプライス Juggernaut ~戦慄の扉
MYST系和製ホラー謎解きゲームということで、値段が嘘みたいに安くなっていたのでやってみました。
確かに、館の部屋の謎を解くまでの行程は、
カーソルクリックで進行するスタイルや、MYSTほどではないにしても適度に難易度のある謎解きで、
初代MYSTに若干似ているような印象を受けました。
10年以上も前の古いゲームになるので、ポリゴングラフィックが粗く女性の顔が可愛くないです。
またカーソルの出現速度がかなり遅く、進行手順も非常に面倒で、中盤までは眠気との戦いでした(笑)
しかし、中盤以降は雰囲気が一変し、
人間の心に潜む邪悪な意識(=悪魔)をテーマにした8話のオムニバスゲームが始まります。
これらは1話が大体一時間前後で終了するサウンドノベルゲームという感じで、
近未来の電脳空間を舞台にした軽めの話から、怨念や人体実験を取り扱った陰惨な内容まで様々あり、
怪奇幻想奇譚短編集を読んでいるような気分になりました。
ポオやラブクラフトなどが好きな人なら結構ハマる内容だと思います。
ただ、描写が結構直接的で強烈なので、人を選ぶ内容だと感じました。
(人体実験などの話は個人的には敬遠したいものでした)
今だと「15歳以上限定」とか「グロテスクな表現注意」シールが貼られていてもおかしくないです(笑)
実際、サイレントヒル等は主に画像がグロいのですが、こちらは画像というより物語的にかなりグロでした。
ピューと吹く!ジャガー 20 (ジャンプコミックス)
最終話をジャンプで読んだ直後は、作者は疲れ果ててもうなにもかもイヤになって、こんな最終回にしたんだろうと思った。
せっかく10年も積み上げてきたものを、なぜブチ壊すような終わらせ方をしたのか…釈然としなかったし、どうせなら、オレたちのグダグダな青春はこれからも続くヨ!みたいな毒のない終わり方の方がマシ、と思った。でもこの20巻を読んだら評価は違ってきた。
否応なく、全ては変わっていくんですね…そして、あたりまえと思ってたものが、真実とは限らないのですね。でも毎日毎日、この先もグダグダなモラトリアムを永遠に繰り返すことが、彼らにとって本当に幸せなわけないと思います。だから、『終わらせてくれて』よかった。これで、全巻を本棚にしまって思い出にできます。たまに読み返すだろうけど。
ネタバレを書きたくないので抽象的な表現になりましたが…10年間ジャガーを(たまにでも)読んできたあなたも、この最終巻を読んだら時の流れの重さを噛みしめるかもしれません。10年たてば、いろいろ変わります。髪の量が減ったりもするんですね。
なお、この20巻では、おまけ的に登場人物のその後の様子が描かれております。これは作者からのサービスでしょうか。それともある種のフォローか。ハマー、今後どう生きて行くんだろ…などとキャラの身を案じていた人は、その辺も見てみると良いかもしれません。
死亡遊戯 デジタル・リマスター版 [DVD]
この作品ではブルース・リーのアクションシーンを楽しみましょう。
最大の対戦相手は当時のNBAのスーパースター、カリーム・ジャバー。
ブルースと並んだら、かなりの身長差があり、びっくりします。
シリアスな作品です。
復活 ザ・タイマーズ
忌野清志郎は、いつも何かと戦っていたのだと思う。時に時代と戦って、時に政治と戦って、時に利益至上主義の世の中を憂い、時に報わない者たちへの応援歌を歌い、いつもなんだかんだと時代を牽引していたのだろう。本作「復活!ザ・タイマ-ズ」では、「やってはいけない事」をあえて茶化して「やってみれば!」的に歌ってみたりした。(それでも本人は「すんじゃねえぞ〜」って言ってたと思う) 本作は、ライブ版である。客に対して「うるせえな!コノヤロ-!!」とか、過激なメッセージを放ってはいるけれど、それも彼だから許される芸当。いつも一番前で戦ってたからこそ、ファンを一番に考えてたからこそ、「媚びずに好きなようにやらせてもらうぜ!」と、架空のキャラクター の「ゼリ-」となって、そう叫んだとも考えられる。腰砕けのメディアのかわりに時代の膿を、身の保全とか一切考えずに、音楽を通して「悪いものは悪い」と言えた最高のロックンロ-ラ-だっただけに、残念でならない。もし、会えるのなら、「忌野清志郎」よりも、「ザ・タイマ-ズ」の「ゼリ-」に会って、今の世の中を過激にぶった斬ってもらいたいものである。心よりご冥福をお祈りします。
ブラック・サンデー [DVD]
当時、この映画が日本未公開になると聞いたときには、ショックを受けました('Д`)内容がテロリストを扱っているからどうかはわかりませんが、今考えると日本政府の弱腰な印象がこの時代にも続いていたとアキレテマス<+))><<でもこの映画は本物のアクションの名作ですよ!文句なく! どんな事があっても絶対にごらんください!