SIMPLE1500シリーズ Vol.75 THE ダブルシューティング ~レイストーム×レイクライシス~
レイストームとレイクライシス2本が入って1,500円なんて安すぎない?と、こちらが心配になるくらいです。 欲を言えば、この際、レイフォースも復活して入れてくれたら最高でしたが(笑)
ロックオンレーザーに、思わずサントラも購入するくらい印象的で、物語を語っているかの様なBGM(レイストームエクストラモードのエンディングなんて、ボーカル入りでびっくりしました)、そして難しくはあるけれど、何度でもチャレンジして、クリアしたときの達成感。 レイシリーズの良さは、シューティングファンに対しては、もう解説やレビューの余地はないでしょう。
そんなレイシリーズに、(人によっては)一番大事なものが、残念ながら「ダブルシューティング」に抜けています。 それはストーリー解説です。
デモやムービーを見たり、そして取扱説明書のストーリー解説を読んで、そのゲームの世界に入りこみます。また同時に、相手と戦う理由や目的を求める場合もあります。 何より、ストーリー解説のないゲームなんて、よほど単純なゲームでもない限り、購入価値を半分失ったようなものだと思います。 前に進む理由を失ったようなものなのですから。
あと、レイストーム単品版を所有している経験からですが、ゲーム中のロード時間(ディスクアクセス時間)が、多少長すぎるような気がします。 少なくとも、CDを入れてプレステの電源を入れ、ゲームがプレイできるまでに結構時間を要します。 この辺がカップリングの辛いところなのでしょうか?
レイストーム PlayStation the Best
コインを積み上げ、『ヘタレだぜ、コイツ』という冷たい視線にも耐え、それでもクリアしたかった名作。
既に10年余の作品であるが、今でも遊んで面白い。
『レイ』シリーズは色々あるが、PSで遊ぶならこれが一番か?
その為にメモリーカードも買いなおしました(笑)
何が良いか?
他のレビュアーと被りますが、いくつか。
○Good!
ロックオンレーザーという画期的だったシステム。
そしてそのロックした回数によって跳ね上がっていくスコア倍率。
スコアジャンキーじゃなくてもその爽快感は素晴らしい。
3Dポリゴン化を図った当時の意欲作であり、成功例です。
宇宙空間で戦うステージで、はるかかなたにいる戦艦にレーザーが飛んでいく様子はいつまでも見つめていたくなるような・・・w
そしてステージを盛り上げるZUNTATAのBGM。
むしろ小生もこのBGMを聴きたくて買ったようなものです。
どれが一番かは決めがたいですが、サントラも買ってしまえる素晴らしさですよ。
そしてメカフェチの心をくすぐるさりげなくも細かい時代&背景設定。
こうもステージに描き込まれたメカっぽさは、そんなアナタを虜にするでしょう。
そして要塞内などでの疾走感も秀逸です。
○BOO!
・確かに更なる次世代機が登場した現在、PSでの描写能力の限界を当時の開発陣が語っていたように、半透明処理ができないなど、容量的にも問題があったようです。
ですが、それを何とか克服して商品として発売した、旧タイトーの意気込み。
・エクステンド(自機アップ)がないので、初心者には敷居が高く感じられるかもしれませんが、すぐに上達を実感できるSTGですよ。
長くなりましたが、昨今の安易に同タイトルの続編を見苦しいほど息継ぎさせているソフトメーカーに見習ってもらいたい作品です。
BGMのサントラもオススメですが、さりげなくこだわりぬかれているプレイ中の無線音?も収録したサントラも発売して欲しいものです。
シルバー・バーチの霊訓〈9〉
シルバーバーチが自殺について語っています。
シルバーバーチは自殺者を、「大多数は私に言わせれば臆病者の逃避行為
であると言ってよいと思います。果たすべき義務に真正面から取り組む
ことができず、今自分が考えていること、つまり死んでこの世から消える
ことがその苦しみから逃れられるいちばんラクな方法だと考えるわけです。
ところが、死んだつもりなのに相変わらず自分がいる。
そして逃れたはずの責任と義務の観念が相変わらず自分につきまとう。
…宇宙の絶対的な法則の働きによって、その人間がそのときまでに犯した
法律違反に応じてきっちりとその重さと同じ重さの荷を背負うことに
なるのです。となればそれだけの荷をこしらえることが出来たのだから、
それを取り除くことが出来るのが道理のはずです。つまり悪いこと、
あるいは間違ったことをしたときのエネルギーを正しく使えば、元通り
にすることが出来るはずです」
自殺をしようと思っている方は読んでみてほしいと思います。
ここに書いたこと以外にも自殺について語っておられます。
レイストーム
レイフォースの続編である本作は、システムについては前作を
少しいじった程度でほぼ忠実に引き継いでいる。
グラフィックが3Dになってより深い演出を表現できたのは
いいんだが、如何せん、敵の弾が見にくすぎるのが問題あり。
たまに、「あれ?今どうして死んだんだ?」って状況に陥ります。
それでいて当たり判定も結構大きいのがつらい。
続編故の宿命か、難易度も前作を遥かに凌いでいます。
演出良し、音楽良し、そしてこのゲームの肝であるロックオンシステムは非常に
爽快感があって素晴らしいです。
個人的に名作シューティングの一つです。