母ひとり、娘(こ)ひとり
正直、この本を読むまで
大沢あかねさんのイメージは、「大阪の面白い女の子」と言う平坦なものでした。
TVで見るはっちゃけっぷり。ホントに面白いし嫌いではないけど好きでもない
可もなく不可もなくでした。
が!!
この作品を読んでからと言うもの、彼女に対するイメージは全く変わりました。
内容は、母子家庭の苦労話なんて安易なものではなく、芸能界入り前後の苦悩。伴侶である劇団ひとりさんとの経緯に加え、本作のもう1人の主人公(若しくは狂言回し)である母・まみちゃんと過ごした日々など、喜怒哀楽を惜しみなく綴っており読み始めたら止まりません。
購入してからもの凄い勢いで読破しました。
ホントに面白くて泣けて。
加えると、
あかねさんとまみちゃんに沢山の力を貰いました。
個人的には、続編をすぐにでも読みたいものですが、処女作は上梓されたばかりなので、本作をもう一度読みつつ、その日をのんびりと待ちたいと思います。