ジャングル大帝(1) (手塚治虫漫画全集 (1))
小さいころ、兄に白いライオンはマンガの中だけの話で実在しないと言われた。動物園のライオンは茶色だろうと。大きくなって、そうか、白子なのかと思った。そして最近、白い種類のライオンが実在することをテレビで知った。手塚はあの当時、そのことを知っていたのだろうか。若い方々、ディズニーのライオンキングよりも、こちらが何十年も先に作られたオリジナルです。壮大な物語、本当に世界に誇れる手塚治虫の傑作です。
永久保存盤 ソノシート誕生40周年記念 朝日ソノラマ大全集
発売前にレビューを書くというのも特異だとは思うが、収録曲の変更が行われたようなので
あえて記述しておきたい。
コロムビアのHPにある収録曲と上記の収録曲を対比したところ、
「ひょっこりひょうたん島」関係の曲が全て外れてしまっている。
164. ひょっこりひょうたん島〈ひょっこりひょうたん島〉
165. ワンワン G・Iブルース
166. もしも僕に翼があったら
167. 海賊トラヒゲの唄
168. ひょっこりひょうたん島
169. リカ,リカ,魔女リカ
170. なつかしいむかし
171. ドンドンガバチョ
172. 南ドコニカどこにかあるさ
173. 海賊子守唄
174. ぼくは地球を愛している
宇野誠一郎さんの曲が素晴らしかった。
中山千夏「もしも僕に翼があったら」、熊倉一雄「海賊トラヒゲの唄」、藤村有弘「ドンドンガバチョ」、
「リカ,リカ,魔女リカ」などはいまでも歌詞を憶えている程。
自分の購入動機の40%くらいはここにあった、と思う。
鉄腕アトム&ベスト・ヒーローズ 手塚治虫「壁紙」作品集
アトムやジャングル大帝にリボンの騎士と他2作品、お馴染みの手塚作品が50枚も入った壁紙ソフトとは、太っ腹なソフトです。
価格もリーズナブルで購入しやすいし。
毎日使うパソコンだからこそ、自分流にデスクトップをカスタマイズしたい人にはオススメです。
わたしは、もちろん毎日アトムで元気百万馬力!ってとこです。
イマージュ10 emotional&relaxing(Blu-spec CD(TM))
いま感動にうち震えております・・・。苦節30年。探しに探したモノが、ついにみつかりました。
「日曜洋画劇場」は、高度成長期どまん中の日本の家庭に、毎週洋画を届ける人気番組でした。解説はもちろんあの淀川長治先生。「サヨナラ、サヨナラ、サヨナラ・・・・」の決まり文句から一気にエンディングへ。そこで流れるのが、この「So in Love」でした。
妙に暗いイメージで、荘重かつ華麗。幼心に「ああ、もう寝ないといけないんだ」とプレッシャーを感じつつ布団にもぐり込んだものです。アメリカを代表する大作曲家コール・ポーターが晩年の1948年に手掛けたミュージカル『キス・ミー・ケイト』の一曲。それをモートン・グールド楽団というのが、1951年に録音したらしい。
これが廃盤で、いくら探してもみつからない・・・・。そしてソニーから「イマージュ」シリーズ10で復刻!その歴史的録音が今よみがえる!それは、まさにあのエンディング・テーマでありました。モノラルの古色蒼然とした録音状態ではありますが、上々のできばえ。思っていた以上の感動です。。。
想い出を共有する皆さん、この一曲のためだけでも必買です!!
ジャングル大帝(1) (手塚治虫文庫全集 BT 10)
この作品が、手塚先生の傑作、名著であることには今更、異論などでる筈がないでしょう。
只、この作品を相互扶助の精神が一貫していることには、思いがけず賛嘆の吐息が洩れます。
手塚先生が、ピョートル・クロポトキンの書籍に目を通していたかは推し測りかねますが、ジャングル大帝の根底に流れているのは、クロポトキンの相互扶助論のそれに他なりません。