プラトニック・セックス
映画の中でも音楽はひときわ目立っていて映画を盛り上げる重要な要素になっています。初めて映画を見ても音楽はかなり心に残ります。私個人的には1番目の「From silence」です。初めて聞いた時、心がかなりいやされました。映画の中で主人公の女の子もこの曲で癒されてます。映画を見ずに音楽だけ聴いても本当に素敵です。また12番の曲も好きです。まず映画を見て気に入ったら買うことをオススメします!
独りぼっち 飯島愛36年の軌跡
久しぶりに一気に読み終えました。
飯島愛さんの死後から、いろいろな憶測で話しが飛び交っていましたが、この本に出会い、やっと本当の飯島愛さんの姿を見れました。
同世代の女性のみではなく、あらゆる人が共感できる、また何かに気付かされる…心を掴まれる一冊だと思います。
プラトニック・セックス <映画版> [DVD]
公開当時、そこそこのヒットをしたと記憶しているが、この重たいテーマをサラリとドライに仕上げた松浦監督は上手い。一般劇場で、フジテレビが製作する映画としては上出来だろう。でも、それでいいのか?という疑問も残る。オダギリジョーや阿部寛、田中要次、野波麻帆などの実力派俳優を揃えて、オーディションを勝ち抜いた加賀美早紀の一生懸命な芝居をフォローしているが、とにかくイメージ的というかゆるやかにコトが運ぶのだ。本当はこの世界(借金とかAVとか)ってもっとドロドロしたものだと思うのだが、ナベプロ総指揮では致し方ないところか。松浦監督は岩井俊二の大学の後輩であり、接点も多い。本作は違うが、篠田昇も撮影監督に就いているしね。その影響か、情緒的な部分が先行してしまい、痛みが伝わってこないのだ。まあ、若きカンニング竹山の演技は痛々しかったけれど(笑)。このホンを撮れるのはやはり石井隆くらいなのではないか。石井作品だったらもっと凄い表現で真に迫っていただろうなあ。まあ、R18だろうが(笑)。悪い出来ではないが、ヒットを優先させているのが気にかかるので星3つ。