たとえ世界が終わっても CYCLE SOUL APARTMENT スペシャル・エディション [DVD]
映画館でこの作品を見たのですが、見始めは主人公の気持ちになかなか入り込めず、「???」という感じで見ていたのですが、見進めていくうちに、個性あふれる登場人物たちがおもしろくもあり、時にせつなくさせ、最後は心がじんわり温かくなる映画でした。
長田役の安田顕さんはまさにハマリ役!というぐらい役がしっくりきてました。大森南朋さんとのやりとりも妙におかしかったです。ふとしたときにまた見たいなーと思わせるような作品です。
South.“Yasuda Minami Live at The ROB-ROY”(紙ジャケット仕様)
昔々、大学を出て就職した寮の仲間が自慢げに持っていたレコードであります。妙にジャケットのコーラの瓶が記憶に残っている。コカ・コーラでなくってペプシ・コーラであります。上手いのか下手なのかは私には判断できませんが、ある時代の象徴であったことは確かです。今になってみれば脇役が目立ちますが。絶賛している方々には悪いのですが、その時代を共有出来ていない僕にはいいと思えなかったのが正直な感想です。世代は一緒なんですがね。微妙な違いを感じました。
アクチュール・ステージ (キネ旬ムック)
インタビューが掲載されていたので購入しました。 でも他の方々のインタビューも読みごたえがあってよかったです。 ただ値段が1200円というのは高すぎます。せめて980円とか1000円出してお釣りがくる値段にして欲しいです。 まぁ、いま旬の若手俳優さんからベテラン俳優さんまで幅広い方々の貴重なインタビューなので(そうでなくともヤスケンさんが載っているので)大事に保存しておこうと思います。 20頁にわたる向井理さんのロングインタビューはファン必見ですよ!! でもくどいようですが私はヤスケンさん目当てで購入しましたf^_^;
Singles
86年に発売した時に購入したのだが、
現在はその時と比べて、半額近い価格で購入できるのは、
もう時代だと思ってあきらめることにしている。
しかし、そんなことが吹っ飛ぶくらい内容は良い。
収録されている曲は、75~86年なので完全に昭和の曲である。
昭和の年号に直すとS50~S61年まで。
この頃には、このCDを聴くユーザーは、
青春時代だったり、社会人だったり、
あるいは生まれていなかったり。
しかし、この頃描かれた、中島みゆきの詩や曲は、
どの年代が噛み分けても、味わいの深いものだと思う。
今の中島みゆきの歌と違って、内に崩れる一人称みたいな感じの
典型的な曲調が、非常に心の芯に迫るものがある。
もちろん、ヒット曲も結構満載で、
「悪女」「ひとり上手」「時代」もオリジナルで入っている。
ひとつでも知っている曲が入っていたら、
違う面を探しに、ぜひ聴いてみて欲しいCDである。
226 [DVD]
226事件に参加した青年将校を始め実在の人間がほとんど実名で登場する映画である。今になって実際の事件を振り返ると、その計画性や展望の無さ、同一聯隊に所属しない寄り合い所帯の将校たちがそれぞれ勝手な理想を抱いていたことなどほとんど信じられないほどである。だいたい、これだけの事件を起こした実行部隊に強力なリーダーがいない。とはいっても中心人物的な人間はいる。この映画では三浦友和が演じる安藤大尉と竹中直人演じる磯部一等主計である。しかし、実行部隊だけを見ても野中大尉役の萩原健一、河野大尉役の本木雅弘、栗原中尉役の佐野史郎など有名どころが何人も出演している。それら登場人物たちがみんなそれぞれの演技をするので映画も実際の事件同様にどうも焦点がぼやけてだらだらしい盛り上がりに欠ける作品になってしまった感がある。
ところで、カラー作品のため出演者が着ている軍服がきれいすぎてかえって現実味が無い。まあ、本木雅弘のきている軍服の襟章がちゃんと青だったのには感心したが。時代考証はしっかりしている。しかし、この映画は、モノクロ映画の方が時代の雰囲気が出たかも知れない。例えば終戦時の宮城事件を扱った「日本のいちばん長い日」などはモノクロ映画のため非常に時代の重苦しい感じが出て名作にしあがっている。
と、言うわけで、このレビューもなんだかだらだらして盛り上がりに欠ける文章になってしまった。どちらも星3つ!