Left-Handed Woman best live tracks I
ギターワークショップにはじまって、ここ最近大村憲司の未発表ライブがこれでもかっと言わんばかりに出てくるわ、出てくるわ。この作品も1曲を除いて既に発表されている曲ばかりだが、やはり別バージョンで聴く楽しみがあります。晩年の大村憲司、ここにありって感じの作品です。ほんと、よく出してくれたよ。村上ポンタ秀一さんの、盟友にむけてのエッセイもこの作品の価値を高めているし、少年時代の「もろベンチャーズ」な大村憲司の写真など、貴重なショットも満載です。
Leaving Home best live tracks II
すばらしいです。世界に誇れる日本人の一人
大村憲司さんのライブ音源です。
間違いなく日本が誇る最高のギタリストです。
特に3曲目「トーキョーローズ」での
ギタープレイはまさに「侍」!本当にすばらしいです。
とにかく聴くべきです。もはや日本の“ギターの神様”いや
世界の“ギターの神様”です。亡くなられたのがあまりに惜しいです・・・
MISSION
現在のToshiはバラードやヒーリングミュージックに傾倒し、Rockは歌わないが、それはまるでX時代を否定するかのよう。
しかし彼の本質として、“Rockで暴れるToshi”という人格も存在している(た?)ことの証明がこのアルバムである。
当時はXのアルバムのレコーディングや、メンバーのソロ活動などでXとしてのライブはほとんど行われてなく、Toshi自身の“暴れたい!”という思いが如実にこのアルバムに現れている。Toshi流のRockがここにある。もちろん暴れる楽曲だけではなく、しっとりと聴かせる曲もあるが。
LOUDNESSの二井原実が楽曲を提供したり、茶々丸がギターを弾いたりしているが、Toshiが作曲した曲がやはり一番Toshi流のRockが爆発しています。疾走する曲もあれば拳を振り上げたくなる曲、そして皆で踊りたくなる曲など、このアルバムはバラエティに富んでいてかなり良作です。そして最後はムーンストーンで美しく幕を閉じる。
Xを始めた当初などは暴れるToshiを演じていた部分はあったでしょう。しかしそれが本当にやりたくないことであったのならすぐにXを辞めていたはず。何処かにそのような自分に憧れていて、そういう自分になりたかったのでしょう。それは決して悪いことではない。演じているうちにいつしか、それが本当の自分の一部になることだってある。
次のアルバムGRACEのソロツアーの時も、ライブの前半は大人しくしていましたが、後半になるとノリノリの曲の連続で、すっかりToshiもXの時と同じように暴れてました。それこそが、暴れるToshiもToshiの一部であるという証明でしょう。
だから、現在のToshiが過去は全て過ちだったとでも言うように過去を否定する発言を聞くと、むしろ現在の方が苦しんでいるようで見るに耐えません。