I For You
この曲を聴いた当時はあまり気にならなかったけれど、ふと思い出して調べたら見ていたドラマの主題歌で歌っているのがLUNASEAだと分かり、すぐにfanに。
解散してもずっと好きなバンドです
もう少し あと少し...
93.9.4リリース
オリコン2位
84.4万枚
作曲 栗林誠一郎
84万枚も売り上げてトップにならない辺りがいかに当時音楽業界でCDが馬鹿売れしていたのだというのを裏付ける。また個人的趣向にもよりけりだが、楽曲的にもシンガーソングライターで自作というよりプロ作曲家に作るケースが多かったので充実した曲が多かった気もする。
思えばこの曲は負けないで-君がいない-揺れる想いとバンバンヒットを続け路線に乗っているときにリリースされた曲だった。今までのノリの良さとは程遠いスローテンポの悲しいバラードで万人受けするような曲調では無い印象がある。しかし、敢えてリリースする辺りが流石だと思わせた。しかしその不安とは裏腹に前者の3曲と引けを取らないセールスを挙げていたのはそのような曲調もまたZARDの得意とする分野だというのを裏付けた。
イントロはドラムから始まり特に華のある見せ場がある曲という訳ではないが朗読調に語る坂井のボーカルや間奏のボリュームペダルを使った泣きのギター等シンプルながら惹かれる曲でもある。
この詩には神戸という言葉が踊ったが、その後阪神大震災が起こり再びこの曲を思い出す事になった。
きらら
陽炎のように瞬間を キラキラと飛べたなら… 切ない曲調にうっとりしていると、いつもこの歌詞の部分で心を突き動かされる。女性なら誰しも心の中に、この歌のような「恋文」を描く瞬間があるのではないだろうか? 女になりたい時に聴いてほしい一曲です。