ウエルカム! ヘブン [DVD]
物語的には大して真新しい感じもしないのですが、各キャラクターが魅力的。女性らしいビクトリア・アブドゥルにおっとこ前なペネロペ。
茶目っ気溢れる、ガエル・ガルシア・ベルアル。とにかくスペイン勢の俳優のキャラクターが魅力的です。それにつきます。
リスト:ラ・カンパネッラ+2
今日ピアノ音楽界で有名な一曲、リストのラ・カンパネラ。内容はかなり難しい内容なのになぜか聞く者に強烈な印象を与える。リスト好きもカンパネラ好きにもお薦めできるアルバムである。11人ともどれも卓越していて甲乙つけ難い。でも色々な個性のある演奏が楽しめることができる。コーダの部分一つ見ても十人十色、大きく分けてリスト自身のものと、ブゾーニ編曲版のがある。併録に珍しいクライスラー版の鐘も入っている。そして原曲のパガニーニのヴァイオリン協奏曲第2番、少し短縮しているところが欠点だが他の演奏よりも鐘のイメージを強く出そうとする感じが表われている。
我が愛しのブエノスアイレス~バレンボイム、タンゴを弾く
野心家、堅物といったイメージが付きまといがちなバレンボイムですが、意外にも他ジャンルとのコラボレーションを昔からやっているようで、この盤以外にもエリントンのトリビュート盤がありますし、若い頃はキース・エマーソン(!)とのセッションも経験しています。クラシック演奏家による南米音楽録音は、比較的穏やかな、時として鈍く感じられるものが多いですが、さすがは地元出身のバレンボイム、切れ味の鋭い、かつノリの良い演奏を聴かせてくれます。あまり欲張らずに全曲を同メンバーのトリオ編成で統一したのも成功の要因でしょうね。
アラトリステ スペシャル・エディション [DVD]
もっと痛快活劇なのかなあ〜って思っていましたが、そうでなく、暗く深い物語になっていました。
全体的に画面が暗く、戦闘シーン(?)が多くて、ちょっとしんどかったです。
スペインの歴史に興味のある方とかにはオススメかもしれません。