友達100人できるかな(4) (アフタヌーンKC)
好きな話は、ポートポールの回とパンダ屋の回、叔父さんの話ですかね〜
今回から20人達成の御祝い(?)として、複数人同時にセットが出来る様にアップデートされた腕時計ですが、思わぬ落とし穴が・・・というところから始まります。
も〜〜〜〜ポートポールが、本当に懐かしくて懐かしくて! パンダ屋みたいな駄菓子屋さんもかなり少なくなってきましたが、本当に当時に戻れた気がします。
道明寺さんの宇宙人演説の回が個人的にかなり好きです。
道明寺さんの心境の変化と言いますか、最初の頃はあくまで柏君に対しての中立の立場だったのがやや柏君寄りになっている道明寺さんの変化が嬉しかったですね。ポートポールの時とか。
地球人を馬鹿にする同胞に対して、道明寺さんなりにあくまで冷静に怒りを相手に伝える所とか、最後の「私は柏君が大好きです」っていう台詞がすべてを物語っていて本当に好きなキャラになっています。
というか、今まで出てきたキャラで苦手なキャラとかがいなくてみんな個性的で好きになってしまうんですよね、
4巻目で、主人公の柏君と同じ様に自分も登場キャラのみんなと友達になっている様な気がしてきています。
本当にすばらしい作品です、是非100人集めて下さい。
友達100人できるかな(3) (アフタヌーンKC)
相変わらず面白いです。
3巻も今まで同様、1話につき1人のペースで友達づくりを進めていくのですが
今回は「こんなものと友達になれるの?」といった超個性的な友達候補が登場したり、
主人公が参加しているミッションについての新事実が明らかになるなど
読者を飽きさせない要素が満載です。
また、個人的に感じたことですが、主人公の柏くんの表情がだんだん豊かになってる気がしました。
ミッション達成に義務感ではなく「楽しみ」すら感じているような…
もしかしたら作者は「懐古とは新たな発見」であるという
メッセージを紙面を通して我々に投げかけているのかも知れません(考えすぎ?)。
最後に、この漫画を毎巻読んでて思いますが、作者の表現技法やストーリー構成、感性には
毎回驚かされます。
きっと友達を100人つくるという物語上の制約が、作者自身を成長させているのだと思います。
さて次巻はどんな友達候補が登場し、どうやって友達になるのか?ますます目が離せません。