ベルリン・天使の詩 デジタルニューマスター版 [DVD]
この映画はおそらく、僕の生涯の1本になるだろう。ヴェンダース監督の映画はどれも、映像を見るだけで充分感動を得られるが、それだけではこの作品はもったいない。
天使は、人間には絶対に得ることの出来ない『完全な自由』をもっている。
しかしこの物語の主人公(天使)は、それでも人間になろうと決心する。それはなぜか?天使には決して得ることの出来ない、様々な『制限』があるからだ。これは矛盾しているように思えるが、決してそうではない。生命には限りがある。だから、強く生きられるのだ。
Sting: Live in Berlin [Blu-ray] [Import]
従来のオーケストラバックはただ演奏しているだけのものが多いのですがしっかりフューチャーされていて
パフォーマンスも盛りだくさんです。
オーケストラのソリストのソロも多く違った感じで楽しめます。
ポリス時代の曲も多く演奏されています。
Englishman In New Yorkのブランフォード・マルサリスの演奏も素晴らしい。
音質、画質とも最高の部類です。
ちょっと個人的に残念なのはポリスの曲の時にはリズム体(ドラム)の音がもう少し大きく聞こえるといいかなという感じがしました。
輸入版ですが日本のブルーレイプレーヤーで問題なく再生できます。
チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番 ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番
チャイコフスキーのコンチェルト一番は私には音が多すぎる感じで好きでは無かったのですが、
彼のコンチェルトは壮大で、広々とした空間が広がり、
オケともピッタリ息が合っています。
ボリュームを最大限にして聞きたくなるような感じです。
叙情的なラフマニノフ2番は、チャイコフスキー一番とはまた違って
とても忠実に、純粋に、そして表情豊かでした。
ピアノコンチェルトは色んな人が弾いて、色んな解釈や表現があり
中には、かなりクセのある弾き方もありますが、
彼ほど純粋なピアノコンチェルトは無いのではないかと思います。
また佐渡さんとのコンビは最高だと思います。
かれは立派なピアニストで「盲目の」と言う形容詞は彼にはもう必要ないと思います。
Hof――ベルリンの記憶
橋口譲二さんの写真集「Hof ベルリンの記憶」が岩波書店より発売になりました。今の時代にこのような内容、装幀、印刷で写真集が発行されることは奇跡に近い出来事なのではないかと思っています。長い時を刻んできた旧東ベルリンの一角、かって貧しい人々や東方系ユダヤ人たちがひしめき合って暮らしていたと云う中庭(Hof)のある集合住宅群を、ベルリンの壁崩壊直後の1990年から2010年までの20年間にわたってモノクロ・フィルムで記録した写真集です。人間が一人も出て来ないページをめくっていくと写真の持つ「記録」という圧倒的な力をあらためて感ぜずにはいられません。橋口さんが解説文の冒頭で「作品 『Hof』は時の気配と向かい合った作品集である。」と書かれているように、かってそこに確かに存在していたであろう「時」「物」「場」が醸し出す濃密な気配がブローニーカメラとビューカメラで丁寧に写し撮められています。1枚の写真を通して深く思いを馳せることのできる写真が少なくなってしまった現在、橋口さんの時間をかけた創作活動の取り組みから生まれてくる作品群はとても貴重です。と同時に橋口さんの写真集や活動がいつもそうであるように、今回の「Hof ベルリンの記憶」も時間が経てば経つ程その意味や意義が読み手にじわりじわりと伝わってくるものであると感じました。またひとつ後世に残せるモノが形になって良かったです。
Discover Great Britain and Ireland―DVDで体験するイギリスとアイルランド
大学のセミナーで使用する教材であったため、事前学習のつもりで注文しました。
内容は興味深いもので、さらに不慣れな人も中級レヴェルの人も共に楽しめる内容でした。
アイルランドの個人教授も自分の他の生徒に使いたい、と私に注文を願ってきたほど。
アメリカンイングリッシュで満足してる人には、是非ともこの本DVDを見ていただきたいですね。