医龍 ~Team Medical Dragon~3 DVD-BOX
DVD化の発表前ですが,ドラマシリーズが終了した時点で,すでに感想書いちゃいますw
最終話を見終えて,ようやく,黒木慶次郎の存在の大きさを認識させられました.
サントラに入ってる1,2とはテイストが少し違った曲「Tears of the Dragon」や「BL@CK」など,悲しみと絶望と闇が最も大きく,シリーズ史上最高に傷ついた“龍“は,黒木慶次郎であり,この第3シリーズは,実は主役は黒木慶次郎だったんじゃないか,彼の闇と救いの話でもあったんだな〜と,改めて感じ入りました.
1,2シリーズでは,こういうテイストはなかった.
正直,最終回を見るまでは,1,2シリーズともDVD-BOX持ってるのですが,このシリーズだけDVD買わないかもな...感が強かったんです.
これまでとちょっと“興奮“させられ方が違う,というか足りないというか...違和感を感じて仕方がなかったんです.
しかし!!最終回でそれは払拭!
最終回の後,一話から黒木慶次郎に注目して,もう一度シリーズを見直すと,全くの別物に見えます.半端なく,抜群によくなります.「こういうことだったのか〜!」と.これで,数倍おいしいです.
エンケンさん演じる黒木慶次郎の背負ってきた悲しみ,闇,そして最後そこから救ってくれた朝田とチームドラゴン...
加藤先生が第一シリーズで朝田をどん底から拾い上げたときに始まって,朝田はそれ以降も多くの“医龍“たちを立ち直らせてきましたが,闘うだけじゃない,みんなが笑って終わるだけじゃない,こういう別のテイストの“医龍“,命は救えなかったけども,魂を救ってあげられた...究極の“救い“を描いた医龍も,かなりいいじゃない!と感激しました.
...「もっと早く,このチームに入りたかった...」と,うらやましそうに,しかしうれしそうに,朝田たちのオペをモニター越しに見ていた黒木先生の映像を,今でも忘れることが出来ません.
エンケンさん始め,またまた個性的な役者さんたちのDVD特典,たんまりつけてくれるのを今から期待してますw
医龍 20 (ビッグコミックス)
わたしの読み込みが足りないのか、あるいは作者の意図なのか。
朝田の人間性がよく分からない。
「患者第一主義」らしいことはよく分かる。
だから、自分を主治医にしろと言い、野口のそばにいるのだろう。
しかし。
荒瀬に対する態度も、国立に対する態度も、
なんだか納得できない気がする。
それに対して、加藤も霧島も国立も伊集院も、
それぞれ際だった個性を見せていると思う。
何となく納得できなかったこの巻。
「なるほど、そういうことだったのか。」と
ストンと納得できる日が来るのだろうか。
続きを待ちたい。
ピアノ・ピース 医龍3 ORIGINAL SOUNDTRACK -THE BEST- (PIANO PIECE)
同名サウンドトラックの曲を抜粋してピアノソロアレンジにしたピアノピースです。
□収録曲□
BLUE DRAGON<07' Ver.>
DRAGON RISES
RED DRAGON<07' Ver.>
TEARS Of The DRAGON<Re:prise>
Aesthetic
Spirit
The Origin of Silence
Wising for...
この手の楽譜は大人向けで簡単だと思っていましたが、予想を裏切られました。
ほぼ原曲通りになるようにピアノ譜に起こしているので3声、4声の部分が頻繁に出てきます。
ただ弾くだけなら簡単かもしれませんが、綺麗に弾き分けようとするとなかなか難易度が高いです。
また最初の曲からいきなり9度の和音も出てきます。
幸い左手は比較的動きが少ないですが、右は重音のメロディ、和音やオクターブの連打が多いので
手の小さい方は苦労するかもしれません。
自分は、全音ピアノピースで言うC程度はあるように感じました。
弾きごたえはかなりありますが、曲数がもう少し欲しかったので☆4です。
既に書きましたが、左手はやや動きが薄く、ベースラインまで再現はされてなかった(難易度が上がり過ぎる為だと思われる)ので
腕に自身のある方はオリジナルを耳コピしてアレンジする楽しみ方も出来ると思います。
楽譜はどれもそうなんですが、書店で一回確認した方がが良いですね。
また、同名のサントラが手元にあった方が楽曲のイメージがよく分かるのでこちらもお勧めします。
どの楽器がどの部分に該当するのかがよく分かりかなり参考になります。
ポピュラー向けとしてはかなり出来の良いピアノピースでした。
医龍3 THE BEST
3のメインテーマ「TEARS Of The DRAGON」は4分50秒ほどの超大作。
そして黒木のテーマ曲「BLOOD oF thE DRAGON」3分17秒。
この2曲だけでも十分買う価値はあると思う。
そして野口のテーマ曲「NO-口」や
BLUE DRAGONの2010年バージョン「BLUE DRAGON (TMD3 Ver.)」
ドラマの内容はどうであれ、音楽はどんどん進化していっている気がする。
医龍 18―Team Medical Dragon (ビッグコミックス)
医龍の中で最も好きな巻の一つです。
「女を捨てた意味がない」
加藤助教授はいつ女を捨てたのか?
それは野口に別れを切り出し、仕事一筋で生きていくと決めた時。
一方的に別れを切り出したのはこれ以上交際していると教授になるという自分の決意が鈍ってしまうと恐れたからではないしょうか。
彼女はしょうもないキーホルダーを大切に保管したり、他の女医の妊娠に嫉妬したりする普通の女の子だった…
野口と付き合ってた頃も、そして女を捨てた今でも。
彼女に憧れと憎しみを抱いていた井坂先生も、加藤助教授の決意とそれを引き換えに犠牲にしたものの大きさを知り、彼女が決して「冷たく理性的な女」ではなく温かく感情的な一面を持つ女性だと知って信頼を寄せるようになります。
また、野口が加藤助教授への未練を断ち切った時の加藤助教授の顔はどこか淋しげでもありました。
彼女が必死に押さえ付けてきた「女らしさ」が顔を覗かせたり、女が家庭と仕事を両立させることの困難を考えさせたりするお話です。